梯子を昇った後はササ原の中を少し戻るように進み、
今度は丸太の梯子を使って先程のガレ場へ下っていく。 写真がその梯子。 | |
ガレ場を横切って東一ノ越方面を見れば、
その後方から四角形をしたウロコ雲が断続的にこちらへと流れてきている。 この辺になると灌木も疎らになり、草地の斜面が広がるようになる。 |
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展望もさらに開け、
五竜岳の左後方には
唐松岳も見えている。 道はまたまたガレ場を横切るが、そのガレ場の縁に水の流れがあったのでノドを潤す。 先程の高山植物観察園の水に比べてこちらはかなり冷たい。 写真 左奥の山が唐松岳。その右に
五竜岳、牛首山、
鹿島槍ヶ岳、
布引山と続く。 | |
岩がゴロゴロした斜面を登っていく。 ありがたいことに、この頃になると、東一ノ越方面から雲が流れてくることはなくなって、
後方には青空が広がっている。 |
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東一ノ越から右の方に目をやると、
岩壁のような稜線が繋がっている。 さらに進んでいくと、東一ノ越からの急斜面が緩やかな傾斜に変わる場所がかなり近くなる。 振り返れば黒部平駅が見え、その右下方には黒部ダム、黒部湖も見えている。 | |
暫く登っていくと、 東一ノ越など前方に広がる尾根から転げ落ちてきたと思われる岩が集まっている場所に出る。 傍らの岩を見ると、その窪みに溜まっている水が凍っている。 東一ノ越後方からは再び筋状の雲が流れ始める。 |
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