それでも、着実に変化は起こっているようで、やがて右手後方に 槍ヶ岳・ 穂高連峰が姿を現す。 穂高連峰の中心、どっしりとした 奥穂高岳の右には、美しい弧を描く吊尾根を経て前穂高岳 (写真 中央) が素晴らしく、 さらに前穂高岳の右手後方には東天井岳、そして 常念岳が見えている。 常念岳の左手前には
霞沢岳が見えており、さらに左手前 (吊尾根の手前下方) には
十石山も見えている。 | |
こちらは 槍ヶ岳方面をズームアップしたもの。 写真中央、大喰岳 (おおばみだけ) の後方に
槍ヶ岳の穂先が確認できる。 西穂高岳の右には間ノ岳が続き、そこからさらにジャンダルム、 奥穂高岳 (写真 右端) へと稜線は上っていく。 |
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ほとんど変化の無かった雪原の方にも漸く変化が現れ、 ドーザーショベルにて本来の道路部分を掘り起こしている場所を越えていく (写真。但し、まだ道路は露出していない)。 そして、そこからさらに 15分ほど進むと、その道路の続きとなる肩ノ小屋口方面へと延びている道路部分に到着する
(道路がヘアピン状になっているため、2回横断することになる)。 | |
その傍らにいくつか並んだ岩が露出している場所があるが、
ここは見覚えがある。 さすがに疲れたので、そこにある岩に腰掛けて本格的な休憩・食事を行う。 |
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剣ヶ峰を眺めながら十分に休憩し、10時10分に出発。 一旦 右に進んで肩ノ小屋口から肩ノ小屋方面に登る手もあるが、 直接 小屋方面を目指しても傾斜はあまり無いように思えたので、ショートカットを試みる。 しかし、食事をしてエネルギーを補給したとはいえ、やはり登りはキツい。ここは我慢して登り続けるしか無い。 | |
やがて、
一旦は斜面の下に入ったため見えなくなっていた肩ノ小屋の屋根が斜面の先に見えるようになる。 左手を見れば、スキーを履いて斜面を登っている人がいる。 |
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