乗鞍岳 ( 乗鞍岳:3,025.7m ) 2019.5.8 登山



【PHOTO & 記録 乗鞍岳 6】

漸く足下が落ち着いたところで周囲の写真を撮る。

やはり一番に目が行くのは 槍ヶ岳 (写真 中央) から 穂高連峰にかけてで、高度を上げた分、 先ほどよりも山の下部まで見ることができるようになり、また槍の穂先もかなりハッキリとしてきている。

槍ヶ岳の左後方には、白馬鑓ヶ岳、 白馬岳が見え、 さらに左に真っ白な旭岳 (写真 左端に見える白い三角形の山) が続く。
白馬岳と旭岳の間の手前には 針ノ木岳と思しき山が見えている。

旭岳の左方には野口五郎岳が見え、これらの山々の手前を 槍ヶ岳から下る西鎌尾根が横切っている。
そしてその西鎌尾根の手前下方には 焼岳が見えている。

また、野口五郎岳のさらに左には 鷲羽岳黒岳 (水晶岳) が続き、 黒岳の左後方には 立山、そして 剱岳が見えている。

写真の左から 1/3程の所にピークが固まっているが、左から 剱岳立山黒岳と並んでいる。
また、槍ヶ岳は写真右端で、その左斜め下に 焼岳が見えている。

こちらは上の写真のさらに左側。
写真右端に 黒岳立山剱岳が固まっている。

剱岳の手前には双六岳が見え、そのさらに左に抜戸岳があって、抜戸岳から左に続く尾根は 笠ヶ岳へと至っている。
こちらから見る 笠ヶ岳は、スッキリとした円錐型であり、台形のイメージが強いので少し戸惑う。

なお、この抜戸岳から 笠ヶ岳へと続く稜線の後方に真っ白で横に長い山が見えているが、帰宅後調べると 奥大日岳であった。
笠ヶ岳の左後方にも大きな山が見えている。これは 薬師岳で、その左には 黒部五郎岳も見えている (写真 中央やや左にピークが重なっているが、右から 笠ヶ岳薬師岳黒部五郎岳

この北アルプスの大展望に満足してさらに先へと進む。
ただ、目の前には蚕玉岳 (こだまだけ) の斜面が控えていてウンザリさせられるものの、もう少しである。

しかし、ここまで少し無理したためであろうか、両足の大臀筋部分が痛くなり始める。
と言っても、ここまで来たら我慢して登り続けるしかない。

右手後方を見ると、朝日岳の左斜面後方に 白山が見えている。

斜面を登り切って足下が平らになると、目の前に 剣ヶ峰の三角形が見えてくる。
左半分は雪で真っ白であるが、右半分は岩の黒が目立っている。
また、剣ヶ峰の右後方には大日岳も見えている。

蚕玉岳頂上を 11時53分に通過、そこから一旦下る。
右手下方には権現池があるはずであるが、今は雪の覆われて真っ白、雪に覆われた大きな窪地にしか見えない。

少し平坦地を進んだ後、 剣ヶ峰に向かっての登りに入る。
これで最後とは分かっているものの、かなり辛い。

頂上の乗鞍本宮奥宮の鳥居から直接下ってくる道は通れそうも無く、ここは左側、頂上小屋経由にて進む。
左手に 常念岳蝶ヶ岳大滝山方面を眺めながら登っていく。

写真 右側の斜面がやや白い山が蝶ヶ岳で、その左側の山が前常念岳と 常念岳 (写真 右から 1/3程の所にある山)



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