乗鞍岳 ( 乗鞍岳:3,025.7m ) 2019.5.8 登山



【PHOTO & 記録 乗鞍岳 7】

雪に屋根が埋もれている頂上小屋過ぎ、上部に乗鞍本宮奥宮、 そして鳥居を見ながら登り続ける。

もうすぐと分かっているが、なかなか足が進まない。

それでも何とか登り続ける。
そして傾斜が緩むと、やがて右手に朝日権現社が見えてくる。

岩の間を進み、朝日権現社の前には 12時8分に到着。
頂上はこの裏手である (朝日権現社の祠の後方に見えている屋根が乗鞍本宮奥宮)

朝日権現社の左手を進む。
今度はすぐに 御嶽が見えてくる。

いつもは南北に長い 御嶽を東側から見ているため、 御嶽は上底の長さが長い台形というイメージが強いが、ここでは北側から見ることになるため、上底が短い台形となっていて新鮮に映る。

なお、御嶽をよく見ると、 剣ヶ峰の右側にある高み付近から噴煙が上がっている。
昨年の秋に一時的に規制が解除され、今年も 7月 〜 10月の間の期間限定で規制が一部緩和されると聞くが、 御嶽の火山活動はまだまだ続いているのだということがよく分かる。

朝日権現社の左手を回り、 剣ヶ峰頂上には 12時9分に到着。

前回登った時は 5月の半ばであるにも拘わらず鳥居にエビの尻尾が付いていたのだが、今回は全く見られない。

頂上にて 白山、北アルプス、 御嶽等の景観を楽しんだ後、 本宮の左手を回って朝日権現社へと戻る。

朝日権現社前の岩場は、 剣ヶ峰頂上と違って 風が乗鞍本宮奥宮や朝日権現社に遮られるため居心地が良く、しかも展望も良い。

南アルプスは今やほとんど霞んだ状態で、 仙丈ヶ岳北岳との間に見えるという 富士山などは全く確認できる状況に無い。

一方、中央アルプスの方はまだ良く見えており、今朝ほどよりも 空木岳が存在感を示しているとともに、 南駒ヶ岳との間にある 赤梛岳 (あかなぎだけ) も確認することができる。

写真 左の山が 木曽駒ヶ岳で、右に木曽前岳、 三ノ沢岳が続き、さらに三ノ沢岳の右に 空木岳、赤梛岳、南駒ヶ岳が見えている。
さらに、南駒ヶ岳の右には 越百山も確認できる。

ゆっくりと休んで 12時26分に下山開始。
登ってきた道をそのまま戻る。

下る際、あまりにも紫外線が強いので、もう一度顔に日焼け止めを塗ったのだが、 下山後に鏡を見たら顔は歌舞伎の白塗りのように真っ白であった。気づかずに恥ずかしい (しかし効果は抜群)

写真は 剣ヶ峰頂上から見た稜線。
こちらから下って行く稜線の途中に蚕玉岳があり (写真ほぼ中央)、その左後方に朝日岳が続く。
蚕玉岳の右後方には摩利支天岳が見え、その後方に不動岳、さらに恵比寿岳、そして烏帽子岳が見えている。
烏帽子岳の右後方には大きな四ツ岳も見えている。



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