乗鞍岳 ( 乗鞍岳:3,025.7m ) 2019.5.8 登山



【PHOTO & 記録 乗鞍岳 8】

12時38分に蚕玉岳と朝日岳の鞍部に到着。

疲れていたのでこのまま下山するつもりであったが、 先ほど山スキーの方がつけたばかりの新しい踏み跡が朝日岳頂上まで続いているのを見て登る気になる。

前回の時も朝日岳頂上は踏んでおり、 また雪のある時期でなければ入ることができない山域と思われるので、やはりこのまま下るわけには行かない。

雪は柔らかく、結構足を取られるものの、 踏み跡をつけてくれた方のお陰で、それ程苦労することなく登っていくことができる。

朝日岳頂上の祠 (朝日大権現) の前には 12時47分に到着。
祠はほとんどが雪の中で、屋根の部分だけが見えている。

写真 右後方の山は 白山

白山御嶽を写真に収めた後、鞍部へと戻る。

なお、ここから見る 御嶽 (写真) はどういう訳か噴煙が全く見えない状況である。

鞍部には 12時53分に戻り着く。

一旦、肩ノ小屋方面に向けてほぼ斜めに下る。
雪が柔らかい上に、真下をスキーヤーが登ってきているので、雪を落とさないようにと気を遣い、進むのに時間がかかる。
しかし、途中、斜面の傾斜が緩くなってきたのをみて、真下へと下ることにする。

下り始めれば早く、登る際には大変苦労した斜面であったが、 アッという間に肩ノ小屋口のトイレへと繋がる道路に到着する。
道路を渡って、登りの際に休んだ岩場で暫し休憩する。
時刻は 13時32分。

13時54分に出発。眠かったこともあり少々休み過ぎてしまった。

なお、出発の際にスノーシューを装着する。
2017年2月の 山王帽子山以来のスノーシュー使用である。
この間、全くメンテナンスを行っていないので、劣化部分がないか少々気になるところであるが、不具合もないようで快調である。

雪に潜ってしまうことも無く、順調に足が進む。
尤も、良い天気ではあるが、風が冷たい分、雪は固く、アイゼンのままでもあまり潜らなかったのかもしれない。

途中で振り返れば、 乗鞍岳の斜面が 太陽の光の関係でテカテカと光っている。

本日は頂上でも雲一つ無い快晴であり、疲れはしたが気持ちの良い登山であった。
イヤイヤ、まだ気を抜いては行けない。

やがて、ダケカンバの木に 『 ← ツアーコース入口 』 の標識を見つける。
往路ではこの標識を見落としてしまったが、雪上にトレースがあるので、濃い霧が発生しないかぎり、このような見落としは心配することがない。 時刻は 14時6分。



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