硫黄岳 ( 硫黄岳:2,760m、三角点は 2,741.9m ) 2015.12.2 登山



【PHOTO & 記録 硫黄岳 8】

周囲の景色を楽しみながら岩場を登り、 硫黄岳の平らな頂上の一角には 12時29分に登り着く。
そして、硫黄岳の標識がある場所には 12時30分に到着したのだった。

嬉しいことに頂上には誰もいない。
また、広い硫黄岳頂上に雪は少なく、ゴロゴロした岩が剥き出しになっているので、アイゼンを装着したことが却って裏目に出たという感じである。

ここからは、先程 赤岩ノ頭付近、そしてそこから登ってくる途中で見えた山々に加え、 浅間山、そして 黒斑山などの 浅間山の外輪山の他、 四阿山 (あずまやさん)、根子岳が見えるようになる。
また、振り返れば、前回と同様、 横岳の左後方に 金峰山国師ヶ岳小川山甲武信ヶ岳、 三宝山といった奥秩父の山々が確認できる。

写真は 浅間山方面。
浅間山をタケノコの皮のように 前掛山が包んでいる。
前掛山の手前の山は恐らく剣ヶ峰で、その左に黒斑山、蛇骨岳などの外輪山が見えている。
また、浅間山の右後方に見えている山は 白砂山のようである。

浅間山の左には、 草津白根山岩菅山などが見えるようだが、肉眼では分かりにくい。
そして、さらに左に目を向ければ 四阿山、 根子岳の姿を確認することができる。

写真では、中央の山が 四阿山。その左の山が根子岳。

四阿山、 根子岳からさらに左に目を向ければ、先程 コルからここまで登ってくる途中で見えた頸城山塊が見えている。

写真 右から 1/3程の所に見える山が 妙高山
妙高山の左に見える山は恐らく 黒姫山であろう。 黒姫山の左に見える真っ白な山が 火打山で、 さらにその左には白いおむすびのような焼山が続いている。
焼山の左には 高妻山 (写真 左端の山) も見えており、さらに写真には写っていないが、高妻山の左に 雨飾山も見えている。
なお、目の前 下方に見える山は 東天狗

振り返れば、 阿弥陀岳、中岳、 赤岳と続く稜線が かなりの迫力をもって迫っている。
また、阿弥陀岳と中岳を結ぶ稜線の後方には、ギボシ、 権現岳、旭岳も姿を見せている。
そして、ギボシ、権現岳のさらに後方には、 高嶺鳳凰三山、 辻山といった南アルプスの山々が並んでいるのが見える。

こちらは 横岳方面。
先にも述べたように、あれ程その存在を誇示していた大同心は、もはや横岳の懐に完全に飲み込まれてしまっている。
尤も、これは見る角度によるもので、 硫黄岳の三角点の方へと進めば、 その存在をしっかりと確認できることは前回経験済みである。



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