進むにつれ、流れが発する水しぶきが岩に氷を張り付かせているといった状態が 北沢に見られるようになるが、本日はそれ程寒さを感じない。 実際、美濃戸口に車を駐めた時には、車載の温度計は 2℃を示していた。 | |
長く続く桟橋、そして岩畳のような道を進んでいくと、
やがて前方に白い峰が見えてくる (写真)。 道は北沢に絡むように進み、何回も流れを渡っては また渡り返す。 |
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足下の雪の量が徐々に増えてくると、再び前方の視界が開け、
先程見えた台座ノ頭に加え、その右に大同心、さらには
横岳の奥ノ院、そして小同心の姿が見えてくる。 | |
この後も、何回も北沢を渡っては また渡り返すという行程が続く。 むしろ問題は、先にも述べたように所々で現れて道を塞いでいるアイスバーンの方である。 |
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この頃になると、太陽も 八ヶ岳の稜線の上に出て 周囲を明るく照らすようになり、気持ちよく進んでいけるようになる。 暫く進むと、今度は左手の樹林の間にズングリとした山が見えてくる。 | |
さらに進んでいくと、今度は左後方に 峰の松目も見えてくる。 |
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