そして、
御座山と
浅間山の間をよく見ると、
白いドーム状の山がうっすらと確認できる。恐らく日光の
奥白根山であろう。 前回見ることができなかった 妙高山などの頸城山塊、 そしてこの日光連山が見えたことで、少し得をした気分である。 なお、手前に見えている平らな尾根が続く山は 荒船山である。 | |
三角点を見つけ、そして
富士山の姿を見て十分満足したので、
引き返すことにする。 |
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振り返れば、断崖絶壁となった火口壁が迫力ある姿を見せている。 そして、硫黄岳の標識の前には 13時10分に戻り着く。 | |
赤岩ノ頭手前のコルには 13時23分に戻り着く。 下りの場合はアイゼンが結構役に立ってくれたのだが、 もともとアイゼン無しでも問題ない状態だったので、途中のアルミ階段の所で脱着する。 写真は、アルミ梯子手前にて見えた 峰の松目。 |
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喘ぎながら登った往路とは打って変わって順調に下る。 赤岳鉱泉には 14時26分に戻り着く。 北沢沿いの道を黙々と歩き続け、林道の終点には 15時17分に到着。 | |
そして林道を 30分程下り続け、美濃戸山荘前に到着したのは 15時52分であった。 赤岳山荘の駐車場まで進んで振り返れば、
阿弥陀岳が夕日を浴びて
少し黄色味を帯びている。 ここからも長い林道歩きが続く。 |
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途中、件のショートカットを利用することで、40m位先を歩いていた方を、 逆に 20m程の差をつけて追い抜くことができたのだった。その方はかなり足が速かったので、ショートカットの効用を十分確認できた次第。 駐車場には 16時28分に戻り着く。 帰り際に八ヶ岳山荘まで行って駐車料金 500円を支払い、帰途につく。 本日は登山への意欲があまり湧かない中、一方で少し焦りみたいなものを感じて
無理矢理に山に登ったという状況であったが、晴天に恵まれ、初冬の山を楽しむことができたのだった。 さて、この後 登高意欲は増してくることになるのだろうか。 |
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