硫黄岳 ( 硫黄岳:2,760m、三角点は 2,741.9m ) 2015.12.2 登山



【PHOTO & 記録 硫黄岳 4】

暫く展望のない登りが続くが、途中、西側が大きく開けた場所を通過する。
まず目に付くのが 御嶽
全国的に今年は雪があまり降っていないと言われているが、御嶽の頂上部分はさすがに真っ白である。
また、剣ヶ峰付近には噴煙も見られ、その色は雪と区別がつかない白色である。水蒸気がほとんどなのかも知れない。

なお、御嶽の左に見える山は中央アルプスの 経ヶ岳
そして、御嶽の手前、こちらの目の前に見えている形の良い山は守屋山である。

御嶽の左方には 中央アルプスが見えている。
前回の 天狗岳でもそうであったが、 こちらから見る中央アルプスは、 木曽駒ヶ岳が一番高いことが 本当によく分かる。
そして、その 木曽駒ヶ岳から左の 空木岳南駒ヶ岳、仙涯嶺へと続く稜線は見事である。

写真において、一番高い山が 木曽駒ヶ岳で、 その右に将棊頭山、麦草岳、茶臼山が続く。
木曽駒ヶ岳の左には中岳、 伊那前岳、島田娘、濁沢大峰、檜尾岳、熊沢岳が続く。

こちらは、少し重複しているが、上の写真の続き。
写真 右の島田娘から始まって、左に濁沢大峰、檜尾岳、熊沢岳、東川岳と続く。
そして、東川岳から木曽殿越へと一旦大きく下った稜線は、 空木岳に向かって再び盛り上がり、 さらに 空木岳の左には 南駒ヶ岳、仙涯嶺、越百山が続いている。

また、 御嶽の右には 本当に真っ白な 乗鞍岳が少しだけ見えている。
御嶽も雪で白くなってはいるものの、その山襞が確認できる状態であるが、 乗鞍岳の方は雪で分厚いコーティングが為されているという感じである。

アルミ梯子を昇り、左側が切れ落ちている斜面を登る。
雪は凍っていないから何と言うことはないが、凍っていた場合、肝が縮む場所である。

その後、再び樹林の中の登りが続く。
樹林を通して射す日の光で周囲は明るく、また樹林の間から青空も覗いているので、気分の方は良い。
しかし、身体が鈍っていてサクサクと登っていけないのが辛い。
身体が鈍っていることに加え、ここまでの長い林道歩き、そして林道から赤岳鉱泉までの道で、結構 体力を使ってしまったようである。

しかし、その長く辛かった登りも、ようやく森林限界近くに至り、 周囲の景色も少しずつ見えるようになって元気の方も出始める。
明るい日差しが眩しい中、右手上方に目差す 硫黄岳の姿も見えるようになる (写真 右奥)

振り返れば、 赤岳阿弥陀岳が それぞれ樹林に区切られながらも見えるようになる。
赤岳も堂々としているが、さらにドッシリとして見える阿弥陀岳の姿が素晴らしい。



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