鋸岳のさらに右側、
目の前の赤岩ノ頭の右後方には白岩岳が意外に存在感を示している。
この白岩岳は標高 2,267.4mとそれ程高くない山であるが、その形がなかなか良いため前から気になっていた山である。 そして、白岩岳のさらに右側に目をやると、白岩岳から連なる尾根の後方に
恵那山のシルエットが確認できる。 写真では、恵那山の右下方の山が本高森山で、 さらに右に大島山、烏帽子ヶ岳、 安平路山と徐々に高度を上げていき (稜線が続いている訳ではない)、南越百山、越百山、そして仙涯嶺 (写真 右端) へと至っている。 | |
こちらの写真は中央アルプス全体。 また、中央アルプスの手前に見える、中腹にスキー場がある山は
入笠山である。 |
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そしてこちらは
御嶽。 | |
出発する前に後方を振り返る。 赤岩ノ頭の左後方には南アルプスの山々が見え、右後方には中央アルプスが見えている。 |
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素晴らしい景色を楽しみながら岩陰にて食事をとった後、 11時43分に出発する。 ここまでアイゼンは不要であり、ここの登りもアイゼンを必要としない道が続いていたが、
硫黄岳から下りてきた方がアイゼンを装着していたのを見て、
この先何が待ち受けているか分からないと思い 10本爪アイゼンを装着することにする。 | |
途中、左手に先日登った
天狗岳が見えてくる。 また、目を凝らすと、東天狗と西天狗を結ぶ稜線の後方に、 妙高山、 火打山、 高妻山、 雨飾山といった山々が確認できる。 少し霞み気味ではあるものの、本日は実に素晴らしい展望を得られ、 ここまで苦しかったけれど、報われたという感じである。 |
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