途中、 鎌仙人こと富田治三郎氏 (雲取山荘の初代管理人) のレリーフへの分岐が現れるが、体力的に余裕が無く、 しかも、もしかしたらレリーフまでのピストンになるのではないかと思われたため、ここはパスしてそのまま進む。 しかし、何のことは無い、さらに登っていくと、また鎌仙人のレリーフに続く道が右手に現れ、 そちらに目をやると、レリーフそのものも見ることができたのであった。時刻は 13時1分。 この辺は緩やかな登りが続くのでありがたい。 | |
足下に岩が多く目立つ斜面を登り、再び傾斜が緩み始めると、
やがて 『 雲取山 0.2km 』 の標識が現れる。 となると、あと 10分くらいであろうか、これを見て俄然 元気が出てくる。 |
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その標識から少し進むと、
右手の樹林が切れて西側の山々が見通せる場所に出る。 写真 左奥の雲が多く絡んでいる山が北奥千丈岳、国師ヶ岳。 | |
道は 雲取山頂上に向けて最後の登りに入る。 斜面をジグザグに登って行くのであるが、これがキツイ。 それでも何とか岩屑がゴロゴロしている道を登り続けていくと、 やがて足下は雑草からササに変わり、そのササの斜面を割るようにしてつけられた道の先に標識が見えてくる。 |
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そして、13時16分、
雲取山の頂上に到着。 嬉しいことに頂上には誰もおらず独占状態であるが、展望は今一つの状況で、残念ながら 富士山は見えず、 辛うじて先程見えた 北奥千丈岳、国師ヶ岳方面が見えるだけである。 | |
すぐに雲取山頂避難小屋方面へと向かい、 石尾根が見渡せる岩場にて休憩する。 本来であれば、ここからも 富士山が見えるはずであるが、 真っ白で何も見えず、辛うじて真南に鹿倉山と覚しき山がうっすらと見えるだけである。 石尾根方面を眺めても、見えるのは小雲取山までで、その後方に見えるはずの 鷹ノ巣山、 大岳山、日蔭名栗山、 御前山、七ツ石山、 三頭山といった山々はガスの中で全く見えない。 この状態は 芋木ノドッケ手前の状況から既に覚悟していたものの、 やはり残念である。 |
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