芋木ノドッケ、雲取山 ( 芋木ノドッケ:1,946m、雲取山:2,017.1m ) 2018.6.22 登山



【PHOTO & 記録 芋木ノドッケ、雲取山 5】

11時40分に三峯神社方面からの道と合流。

少し平らな道が続いた後、道は下りに入り、鞍部と思しき場所に下り着いてからは、 ほぼ平らな道が続くようになる。
体調不良の身体にはこういう道はありがたい。

なお、時々左手の樹林が切れる場所があるものの、その先はガスで白く、 全く展望は得られない。

一方、気温が下がってきたためであろうか、あれ程 顔や手に纏わり付いていたアブが、 その姿をパタッと見せなくなる。これもありがたい

左下へと下っていく斜面を横切る、平らな道が続く。
涼しくなってきたためか、眠気はなくなるが、相変わらず身体が怠い。

11時48分、『 雲取山 2.2km 』 と書かれた標識を通過する。
山における 2.2kmというのはなかなか時間換算が難しいが、後 1時間ちょっとというところであろうか。

やがて道の方は山襞に従って左の方にカーブしていくようになり、 11時57分に 『 雲取山 1.7km 』 と書かれた標識を通過すると、 その少し先にて樹林越しに立派な標識とベンチが見えてくる。
大ダワに到着である。時刻は 11時59分。

この大ダワは、1997年に 雲取山に登った際、 大ダワ林道を辿って登り着いているので、今回 2回目となるが、当時の記憶は全く無い。

その大ダワ林道方面を見ると、木の柵によって通れないような措置が為されており、 そこには 『 大ダワ林道 通行できません 崩落のため 』 と書かれた手書きの札が括り付けられている。

ベンチがかなり魅力的に見えたものの、 ここは休まずに先へと進む。

すぐに道が 2つに分かれ、右が尾根通しに進む 『 男坂 』、 左の道は斜面を横切っていく 『 女坂 』 となる。
尤も、分岐に立っている標識には 『 男坂 』 の表記はあるものの、 『 女坂 』 という文字は見られない。

体調が良ければ当然 男坂を進む所であるが、ここから見上げる斜面がかなりキツそうに見え、 とても登る気力が湧かなかったため、軟弱とは思いつつ女坂を選択する。

しかし、この女坂も尾根を巻いていくので楽な道かと思いきや、 それなりに勾配がある。
ただ、それ程キツイものではなく、また途中に平らな場所もあるので、今の体調ではこちらを選んで正解であろう。

道端の苔が美しい中、徐々に高度を上げていくと、 やがて 『 雲取山 1.2km 』 の標識を通過する。時刻は 12時11分。
その後、少し傾斜がキツクなるが長くは続かず、また歩きやすい道となる。

途中、左手樹林越しに山が見える。
しかし、周囲をガスに囲まれているため 雲取山かどうかは全く分からない。

やがて、右上の尾根が徐々に低くなり、斜面にササが目立ち始めると、 その尾根上に建物が見えてくる。
恐らく、今は廃墟となっている雲取ヒュッテであろう。
下から見上げるとそれなりに立派な建物に見えるが、実際はかなり荒廃しているようである。

その後、ササ原の中を緩やかに登っていくと、すぐに男坂の道と合流する。 時刻は 12時23分。



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