芋木ノドッケ、雲取山 ( 芋木ノドッケ:1,946m、雲取山:2,017.1m ) 2018.6.22 登山



【PHOTO & 記録 芋木ノドッケ、雲取山 8】

13時28分に下山を開始し、石尾根を下る。

斜面を下り終え、道がほぼ平らになったところから振り返れば、雲を絡めた 竜喰山北奥千丈岳、国師ヶ岳唐松尾山といった山々が見える。
本日、見える山はこの領域に限定されるようである。

さて、このまま石尾根を下り、途中から富田新道に入って駐車場所まで戻るつもりであるが、 富田新道に入る前に行っておきたい場所がある。
小雲取山である。

いつも、この辺は登山道を忠実に辿っているため小雲取山の頂上はパスしてしまっているので、 今回是非ともその頂上を踏んでおきたいのである。

写真は、小雲取山に取り付く前に見た 雲取山方面。

雲取山荘への巻き道分岐を過ぎ、 右に緩やかにカーブしていくと、途中で登山道を外れて左手の高みに登っていく道が見つかる。
標識などはないものの、これが小雲取山頂上に続く道に違いないと見当をつけ、ササ原の斜面を登る。

すぐに頂上らしき場所に登り着くが、そこに小雲取山を示すものは何も見当たらない。
と、思ったら、振り返ると、木にしっかりと 『 小雲取山 1937M 』 と書かれた小さな標識が括り付けられていたのであった。 時刻は 13時41分。
漸く念願を果たすことができて嬉しい。

さて、 この頂上からは道がいくつか分かれるが、初めてなので安全を考え、一旦 登山道方面へと下る。

すぐに富田新道の分岐で、ここから左に道を取って富田新道に入る。
時刻は 13時42分。

ササ原の中の道を下る。
先程、雲取山の頂上から眺めたとおり、 この辺はガスの中であるため、周囲の景色は全く見ることができない。
ただ、道の方はしっかりと見えているので安心である。

すぐに右への分岐が現れるが、 そこにある標識には 『 奥多摩小屋 七ツ石山 鴨沢 』 とある。
これを見て、奥多摩小屋への直通ルートがあったのかと思ったのだが、後で地図を見ると、ヨモギノ頭を巻いている石尾根ルートの巻き道に途中で合流するようである。 時刻は 13時46分。

ササ原の中の 1本道を下って行く。
もう少し天気が良ければ気持ちの良い場所と思われるが、少しガスが漂う状態では、熊でも出てきはしないかとの不安の方が大きい。

足下はササ原、周囲はカラマツ林といった中を下る。
急斜面ではないので足が進む。
しかし、逆にこの道を登りに使った場合、なかなか高度が上がらないことに苛つくかも知れない。



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