阿弥陀岳、赤岳 ( 阿弥陀岳:2,805m、赤岳:2899.4m) 2018.7.20 登山



【PHOTO & 記録 阿弥陀岳、赤岳 5】

また、 北西の方向には、先程見えた北アルプスが今度は木々に遮られることなく広い範囲にて見えており、 奥穂高岳から北穂高岳、そして大キレット、 南岳までを確認することができる。
しかし、周囲に雲が多いため、南岳から右側、つまり 槍ヶ岳周辺は 残念ながら雲の中である。

写真 中央の山が左から 奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳。

道は再び樹林帯に入る。
しかし、それ程 木々の密度は高くないため、今度は左手の樹林の間から 西天狗、東天狗が確認できるようになる。

写真 中央の山が西天狗岳。
その右に見える三角形の山が東天狗岳。

そして、再び樹林を抜けると、目の前に本日初めてとなる 阿弥陀岳の姿が見えるようになる。
しかし、まだまだ遠く、そして高い。
特に、これから登る斜面がかなり急に見え、思わずため息が出る。

右側が大きくザレた場所を過ぎると、 さらに展望は開け、 権現岳編笠山がよく見えるようになるが、 そのさらに右側の 西岳方面はガスに覆われてしまっている。
写真はギボシ (写真 中央) と権現岳 (ギボシの左)

周囲は灌木帯に変わり、小さな岩場を巻いて越えていく。
この辺は傾斜も緩み歩き易い。
周囲にはガスがかなり出始めており、権現岳方面や、正面の 阿弥陀岳も時々ガスに囲まれる。

また、左手には 硫黄岳横岳も見えるようになるが、 やはりこちらもガスに時々覆われてしまう。

ハイマツの中を登り続け、 途中の小さな広場 (写真) にて休憩する。
時刻は 10時56分。

やはりこの登りは身体に応えているのであろう、 小休止のつもりがかなり長い休憩となってしまい、11時7分の出発となる。
ここからも急斜面が待っている。

ガスが時々周囲に流れる中、黙々と登り続ける。
ガスのせいで、あまり暑さを感じないのがありがたい。

足下がザレた、 ハイマツの斜面を登り続ける。
時々立ち止まっては上を見上げるという、苦しい時のパターンを繰り返しながら登る。

ユックリながらも高度は上がり、振り返れば先程休憩した小広場、そしてその後方の高み、 さらにその後方に御小屋山が見えている。

黄色いザレた部分が先程休憩した場所。
そのさらに左下方、尾根がほぼ平らになっていて屋根のように見える山が御小屋山。



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