ここからは地蔵尾根の下りに入る。 まずは滑りやすい砂礫の斜面を下るのだが、鎖が設置されているものの、
少し油断をすると足がズルズルと滑る。 早く抜け出したかったのだが、前にカップルが下っており、 また下から登ってくる人も結構いるので、結果、前のカップルに合わせてユックリと下ることになる。 | |
途中、
樹林帯に入る手前にてカップルが休憩したので抜かせてもらい、後はひたすら下り続ける。 樹林帯を抜けて行者小屋には 15時56分に到着。 |
|
小屋のベンチから周囲を見渡すと、 赤岳、 阿弥陀岳が見えている。 ここから見上げる阿弥陀岳は手前の高みが邪魔をして頂上付近しか見えないが、
その形がほぼ台形をしていることに驚かされる。 | |
16時5分に出発。 河原のような場所を進み、やがて柳川南沢の流れを渡った後、
暫く川沿いに進む。 やがて樹林帯に入っていくが、この辺は傾斜も緩やかで歩き易い。 |
|
この後の行程であるが、 微かな記憶では、以前は川沿いに進み続けた気がしたのだが、今回は途中から山側を登って行くことになる。 もしかしたら、川が荒れて以前の道が通れなくなったのかも知れず、 その証拠に水量は豊富でその勢いはかなりのものがあり、また山側の道にはやや不明瞭なところが見られる。 | |
かなり疲れが出てきているため、 まだかまだかと思いながら進み続ける。 その長い下りも、堰堤を越えるとやがて樹林帯を抜け、 漸く美濃戸山荘前の林道に飛び出す。時刻は 17時44分。 ここからは林道歩きになるが、まだ先は長い。 |
|
前回 (2013年) は 8時間ほどで回ったコースであったが、今回は何と 12時間を越える時間を要してしまった。 体力の衰えがあるとは言え、これはショック。 写真は地蔵尾根分岐付近から眺めた
赤岳。 |
阿弥陀1、  阿弥陀2、  阿弥陀3、 阿弥陀4、  阿弥陀5、 阿弥陀6、  阿弥陀7、 阿弥陀8、  阿弥陀9、 阿弥陀10 もご覧下さい。