長野県小布施町にある有名な栗菓子店「小布施堂」が経営するモンブラン専門店「えんとつ」が提供する、究極の和栗のモンブランケーキ「モンブラン朱雀(すざく)」

2016(平成28)年9月21日

 今回は、長野県小布施町にある有名な栗菓子店「小布施堂」が経営するモンブラン専門店「えんとつ」が提供する、究極の和栗のモンブランケーキ「モンブラン朱雀(すざく)」をご紹介します。

2016(平成28)年8月5日北アルプスの核心部にある、日本百名山である黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳への登山、そして富山県・岐阜県・長野県にまたがる三俣蓮華岳への縦走登山

でご紹介しました登山を終えて新穂高温泉に下山し、岐阜県の奥飛騨温泉郷の栃尾温泉の「宝山荘」で1泊した後、岐阜県側から入り「あぼうトンネル」を通り長野県松本市の上高地近くに出て、松本インターチェンジから長野自動車道に入り、上信越自動車道の小布施パーキングエリアのETCインターから出て、小布施町に入りました。

 栗菓子で有名な「小布施堂」本店の脇のモンブラン専門店「えんとつ」に11時40分に到着しました。

 「えんとつ」は11時30分から来店名簿を店の前に出して来店者に予約の名前を書いてもらうシステムです。

 (但し、9月中旬くらいから10月までの新栗のシーズンは、午前9時には開店するようです。)

 私たちが「えんとつ」で名前を記入したときにはすでに10組くらいの人達が来店名簿に名前を記入していました。

 「えんとつ」は12時開店なのですが先客が10組くらいいましたので、私達は30分くらい待って12時30分くらいに入店できました。

 「えんとつ」の店は、古い蔵(くら)をモダンに改装した白を基調とした素敵な内装です。

 メニューは、「モンブラン朱雀」とコーヒー、紅茶、またはリンゴジュースとのセットだけです。

 「モンブラン」は、栗をふんだんに使ったケーキで、山の形に似せて作ったことからこう呼ばれています。

 名前の由来は、アルプス山脈にある「モンブラン」であり、フランス語で「白い山」を意味し、イタリア語では「モンテ・ビアンコ」と呼ばれています。

 モンブラン専門店「えんとつ」の「モンブラン朱雀」の「朱雀」とは、中国の伝説上の神獣(鳥)で、南方を守護する神獣とされ、翼を広げた鳳凰様の鳥形で表されます。

 「朱」は、赤色を意味します。

 「小布施堂」本店だけで、新栗の季節の9月中旬から10月までの約1ヶ月間だけ(多分)、「朱雀」を提供しています。

 この小布施堂本店だけで提供している「朱雀」は、蒸した栗を裏ごしして砂糖を加えず細く絞ったそうめん状の栗ペーストを甘い「栗あん」の上にふわりと盛り上げたもののようです。

 この「朱雀」は、新栗の仕込み時季のみに味わえる砂糖も何も加えない栗そのものの味を楽しむスイーツです。

 それに対して「えんとつ」の提供している「モンブラン朱雀」は、通年の提供のようです。

 この「モンブラン朱雀」は、蒸した栗を裏ごしして砂糖を加えて細く絞ったそうめん状の栗ペーストを栗が入ったアイスクリームの上にふわりとたっぷりと盛り上げたものです。

 この栗ペーストには前記の「朱雀」と異なり砂糖で甘みをつけてありますが、その甘みは栗本来の甘みと風味を損なわない程度に控えめです。

 「モンブラン朱雀」は、注文を受けてから厨房でつくり始めます。

 和栗の風味と和栗本来の甘みが実感できる秀逸なスイーツです。

 中にある栗が入っているアイスクリームとの相性もとてもよいです。

 「モンブラン朱雀」は、「えんとつ」でしか食べられませんし、テイクアウトもできません。

 「モンブラン朱雀」は、飲み物とセットで1250円です。

 「小布施堂」が経営する「えんとつ」の電話番号は、

 026ー247ー7777です。

 

 小布施町には、「小布施堂本店」や「えんとつ」のほかに、そのすぐ近くに

2016(平成28)年4月1日長野県小布施町にある「桜井甘精堂」の、栗と砂糖と寒天だけで練り上げた粒栗入りの純栗餡(あん)と最中(もなか)の皮(種)が別々になっていて、食べる直前に自分で合わせていただく手造りもなかセット「栗あそび」

でご紹介しました「桜井甘精堂」が経営する

 カフェテラスの「栗の木テラス」でもモンブランが楽しめます。

 また、「栗の木テラス」のすぐ近くには、モンブランやモンブランソフトクリームやくりあげまんじゅうが並ばないで手軽に入手でき、イートインコーナーもある「桜井甘精堂」が経営する「茶蔵(さくら)」があります。

 「茶蔵」のモンブランソフトクリームやくりあげまんじゅうに関しては、後で書きます。

 

 なお、「モンブラン」に関しては、

2015(平成27)年2月15日山形県中山町の「コションドール」(フランス語で「黄金の豚」という意味)の、フランス産マロン(栗)ペーストの「モンブランエクレア」やピスタチオナッツクリームの「ピスタチオエクレア」等美味しい様々な「エクレア」と、

2013(平成25)年11月8日神戸の洋菓子店「ファクトリー シン三宮本店」の「モンブラン」(栗(くり))と、

2013(平成25)年9月2日東京のプランタン銀座のサロン・ド・テ「アンジェリーナ銀座店」の「モンブラン(オリジナルサイズ)」(栗(くり))(フランス)

でご紹介しています。

 

 また、「栗」に関しては、

2016(平成28)年8月26日神奈川県横浜市の横浜中華街にある日本に現存する最古の中国料理店(創業1884年)である広東料理の老舗「聘珍樓(へいちんろう)」の菓子販売店「聘珍茶寮中華街店」の美味しい中華菓子の「月餅(げっぺい)」(タルト)(粒小豆餡・白あん・黒ごま・くるみ・栗)と、

2016(平成28)年7月13日静岡県伊東市のJR伊東駅近くのキネマ通りにある手作り和菓子の店「紅谷」の、柔らかく蜜煮した国産の大粒栗がまるまる1粒入っていて、それを北海道十勝産白小豆で練り上げた白あんで包み、更にクッキー生地で包み焼き上げて、その上部にチョコレートをコーテイングした和洋折衷菓子「紅花」と、

2016(平成28)年5月23日茨城県笠間市で育った栗のなかでも品質の良いものだけを使用し、それにグラニュー糖とゲル化剤だけを使用した、栗の香りと濃厚な栗の甘さと味わいが楽しめる上質なジャム「であえてよかった笠間の栗ジャム」

でご紹介しています。

 

 また、「アイスクリーム」に関しては、

2016(平成28)年9月4日山形県河北町にある洋菓子店「デジョワ(まんぺい菓子店)」の、濃厚な風味で甘いピスタチオアイスクリームをバターがたっぷり入って温(あたた)めたクロワッサン(パン)にトッピングした「クロワッサンdeアイス」と、最高級チョコレートの「ヴァローナ」のみを使用した極上の濃厚な口溶けとチョコレートの風味と香りを楽しめる「ショコラテリーヌ」

でご紹介しています。

 

 更に、「小布施」に関しては、

2016(平成28)年4月2日長野県小布施町にある「竹風堂」の、赤えんどう豆を超微細に挽いて白双糖(はくざらとう)の粉糖と水飴を使用した滑らかな食味の落雁(らくがん)ないし諸越(もろこし)の信州小布施名菓「方寸(ほうすん)」と、

2016(平成28)年4月1日長野県小布施町にある「桜井甘精堂」の、栗と砂糖と寒天だけで練り上げた粒栗入りの純栗餡(あん)と最中(もなか)の皮(種)が別々になっていて、食べる直前に自分で合わせていただく手造りもなかセット「栗あそび」と、

2015(平成27)年10月11日長野県小布施町にある、小布施(おぶせ)ハイウェイオアシス「道の駅オアシスおぶせ」の、香ばしい栗をふんだんに使った「栗コロッケ」と、栗のソフトクリーム「ソフト栗いむ」と、

2012(平成24)年8月8日長野県の小布施の「渋皮付栗甘露煮」

でご紹介しています。


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