太郎山 ( 太郎山:2,367.7m ) 2015.5.17 登山



【PHOTO & 記録 太郎山 9】

下山に使う予定の新薙 (しんなぎ) への道を右に分け、 そこから一登りすれば、三等三角点のある 太郎山頂上であった。 時刻は 11時丁度。
頂上には若いカップルが憩っており、本日初めて山中で人に会い、そして挨拶を交わすこととなった。
小生が辿ってきたルートにおいて、残雪の上に時々新しい足跡があったが、彼らのものと思われる。

小広い頂上には三角点の他、新旧 2つの祠が並んでいるが、 新しい祠の屋根はその半分が剥がれてしまっていて、祠の傍らに落ちている。

山頂の西側にある、溶岩が面白い形を造り出している岩場にて暫し休憩する。 ここは、岩が風除けになってくれている。

ここからの展望は小太郎山とほぼ同じであるが、よく見ると、金精山の後方に 武尊山が見えているのに気が付いた。
小太郎山でも見えていたはずだが、その時は周囲の展望に気を取られて気が付かなかったのであろう。

また、その他の新たな発見としては、 燧ヶ岳の右斜面後方、 荒沢岳との間に 越後駒ヶ岳が少し顔を見せていること。
そして、鬼怒沼山の左には 物見山 (毘沙門山) や 鬼怒沼湿原も見えていることである。

こちらは、 奥白根山武尊山方面。
奥白根山 (写真 左のドーム型の山) の右下に五色山が続き、 さらに右に荒々しい岩肌が剥き出しの金精山が見えているが、武尊山はその後方に見える白き山である。

こちらは、 燧ヶ岳荒沢岳 (写真 中央の白き山)
そして、燧ヶ岳の右後方に 越後駒ヶ岳が少し顔を出している。

この 太郎山から 平ヶ岳中ノ岳越後駒ヶ岳、荒沢岳といった越後の名だたる山々を見ることができたことに驚くとともに、 少々感激を覚える。

こちらの写真には鬼怒沼方面が写っている。
写真 右に見える黒い三角形の山が恐らく 物見山 (毘沙門山) と思われ、 その手前に鬼怒沼湿原が広がっている。
なお、写真 左手奥に見える白き山は、先程述べたように小沢岳で、その隣が下津川山 (しもつごうやま)

奥白根山から東北方面へと連なる山々を眺める。
すぐ手前に大きく見える山が、先程登ってきた山王帽子山。良く見ると、山頂直下の平らなササ原も確認することができる。
山王帽子山の左後方に見える山は三岳で、その右下には刈込湖が見えている。刈込湖の右側の山は於呂倶羅山。
刈込湖の左後方には 温泉ヶ岳が目立っている。



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