先程は樹林の間から見えていた
燧ヶ岳であるが、
この辺になると、間に遮るものなく見ることができるようになる。 | |
さらに樹林帯を登っていくと、
左手に太郎山の頂上も見えるようになる。 岩や倒木、そして残雪のある道を登っていく。 |
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奥白根山もかなり下方の方まで見えるようになり、
日光湯元スキー場がしっかりと確認できる。 | |
長かった登りもようやく傾斜が緩み、
ダケカンバが生えている明るいササ原の尾根を進むようになる。 前方に
男体山の姿を見ながら、
明るい緩やかなササ原の斜面を登る。 |
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そして、10時16分、小太郎山に到着。山王帽子山と同様、この頂上にも人はいない。 この小太郎山には標柱の他、三角点らしきものがあり、 その上の部分に 『 + 』 ならぬ、『 × 』 印が刻まれていたので、 これは南アルプス深南部の黒法師岳と同じ珍しい三角点かと思ったのだが、 残念ながらこちらは御料局三角点であった (※)。 ※ | |
ここからの展望は素晴らしく、 日光において見るべき山はほとんど見ることができるという状況である。 東北の方向、すぐ目の前には目指す
太郎山が見えている。 そして、太郎山から南に下る尾根の後方には帝釈山、
女峰山が重なるようにして見えている
(写真)。 |
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