少し下ると、これから目指す小太郎山、
太郎山が見えてくる。 下りが続く。右手下方には戦場ヶ原、中禅寺湖、
そして社山が見えている。 | |
樹林越しにチラチラ見える
男体山、
大真名子山を見ながら下っていくと、
登山道は、一旦平坦なササ原に下り着いてホッとする。 ふと左の倒木を見ると、ルリビタキと思われる鳥が留まっている。 尾羽は青く、脇腹はオレンジ色、お腹は白い羽毛なのでオスと思われるが、オレンジ色の羽毛が風になびいて美しい。 |
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気持ちの良いササ原を抜けると、道は倒木の多い、少々荒れ気味の斜面を下ることになって苦労するが、
やがて、ササ原の斜面に変わり、道も良くなってくる。 8時52分、鞍部と思われる場所を通過し、 そこからはかなり成長したコメツガが見られるササ原の斜面を登るようになる (写真)。 | |
少し登って振り返れば、先程までその山頂にいた山王帽子山が、
将棋の駒のような形を見せている。 また、右手を見れば、樹林の間から 皇海山が見え、 そのずっと手前には戦場ヶ原の広がりも見えている。 |
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キツい登りも、周囲にシャクナゲが現れ始めると、少し傾斜が緩むようになる。
ただ、シャクナゲに花は見られない。 再びコメツガの短いトンネルを抜けると道の左手に道標が現れる。 振り返れば山王帽子山、そしてその左後方に
奥白根山が見えている。 | |
道の方はまだまだ続く。 さらに少し進むと、かなり展望が開けてくる。 |
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