展望のない登りが続くが、やがて振り返ると、
樹林越しに温泉ヶ岳
(ゆぜんがたけ) がそのドーム型の姿を見せてくれるようになる。 そして、ありがたいことに、その先から道の方は再び 1本に集約された後、
斜面を横切って進むようになり、さらには溝状の一本道へと変わる。 | |
そして、 思った通り、溝状の道はやがて外山から前白根山へと続く尾根に登り着く。時刻は 8時3分 (写真)。 尾根を右へと進み、暫く緩やかな登りの道を進む。 |
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しかし、楽だった尾根歩きもすぐに終わりとなり、
道はダケカンバの緑が青空に映える斜面をジグザグに登っていくことになる。 | |
やがて道は溝状の場所を横切った後、
すぐにその溝状の中を登っていくことになる。 なお、以前、6月に
錫ヶ岳に登った時には、
ここは完全に雪に覆われていたのだが、さすがに 7月ともなれば雪はない。 この溝状の道を登り切った所が天狗平で、木陰になっていて休憩に適した場所なのであるが、早く 奥白根山の姿を見たいということもあり、 休まずに通過する。時刻は 8時27分。 |
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天狗平からは緩やかな登りが続く。 この辺に見られるシャクナゲの花は、白をベースに淡いピンクが混じり、
内側に薄い黄緑色の斑点があるので、恐らく ハクサンシャクナゲであろう。 | |
緩やかな登りも少し傾斜がきつくなってくると、 展望が開けるようになり、振り返れば 男体山、 大真名子山、小真名子山、 女峰山、 太郎山と続く 日光ファミリーが樹林の向こうに見えてくる。 写真では、一番右の山が男体山。
その左に大真名子山が続き、さらに左に小真名子山が続くが、小真名子山はその後方の女峰山の懐に隠れ気味である。 |
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