バテのためなかなか進まない足に鞭を入れ、 何とか砂礫の斜面を登り切ると、ようやく前方に 奥白根山の頂上部分が見えてくる。 もう少しである。 しかし、土曜日ということで予想はしていたものの、
頂上付近は大勢の登山者で混み合っている。 | |
ほぼ平らになった道は、
やがて如何にも火口跡という雰囲気の円形の 凹地にぶつかる。 |
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左手は上述したように円形の浅い 凹地であるが、
右側は溶岩壁に囲まれた結構 深い窪地が続く。こちらも火口跡なのかも知れない。 そして、右側の窪地、火口壁の後方には、
男体山を始めとする
日光ファミリーが見えている。 | |
円形の 凹地を取り囲む土手を少し進んだ後、
その土手から離れて右へと進む。そして、岩場を暫く登っていくと、奥白根神社の祠の前に到着する。時刻は 10時18分。 |
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奥白根山頂上へは、
これまた火口跡と思われる窪地に一旦下りた後、そこから岩場を登ることになる。 少し岩場をよじ登ると、左手に 『 日光奥白根山 』 と書かれた標識が立っていたが、
右手の方にまだ高い場所があるのでここは頂上ではない。 | |
狭い頂上は人で一杯、
そして頂上周辺も人だらけである。 まず、北北西の方向に
燧ヶ岳の双耳峰が目に付く。 |
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