緩やかな傾斜を登る。 手元の 『 ノリクラガイドマップ 』 を見ると、 この辺には伊奈川の流れがあるらしく、その谷に入ることを禁止しているようである。 なお、傾斜が緩やかになってきたので、休憩してノドを潤したいところであるが、
雪の原が続くだけでなかなか適当な場所が見つからない。 | |
やがて、
乗鞍エコーラインの除雪状況が見通せる場所を通過する。 これだけの雪が残っているのなら、 これから進む雪の原で足を踏み抜くことはなかろう。 |
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さらに進んでいくと、
やがて右手後方に北アルプスが見えるようになる。 写真 最後方に並ぶ山々のうち、一番右の山が大滝山。 | |
そして、 前方には摩利支天岳が良く見えるようになり、その左斜面途中に乗鞍観測所 (旧乗鞍コロナ観測所)、 そしてさらに左下方の鞍部には肩の小屋が見えている。 これで少し安心したので、幹が少し曲がっていてザックを置きやすそうなダケカンバの所にて 5分程休憩する。 |
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食べ物、飲み物にて活力得た後、緩やかな登りの道を進む。 この雪の下は恐らく谷なのであろうが、今は平らな雪原となっている。 写真は摩利支天岳。 | |
やがて雪原の中にハイマツ帯が見られるようになると、 常念岳より左側の山々も見え始める。 しかし、雲が多く、なかなか見通すことができない。 真っ白な
奥穂高岳が雲の中から姿を現したかと思うと、
すぐに雲に飲み込まれ、その代わりにその右にある前穂高岳が姿を現す。 写真中央、雲の中に少し見えているのが前穂高岳。 |
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