こちらは
槍ヶ岳 (写真 中央) と
奥穂高岳。 また、槍ヶ岳の左下手前に見えている黒々とした山が金山岩で、 その右側の高みが 十石山である。 | |
長かった雪原歩きも漸く終わりに近づき、
右手にはトイレが見えるようになる (写真)。 前方に見える 乗鞍岳の姿を見ながら、どこを登ろうかとずっと考えていたのだが、
普通に考えれば、まずは肩の小屋を目差すべきであり、斜面の傾斜もそちらの方が緩そうである。 |
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海に浮かぶ島のようなハイマツ帯の間を抜け、斜面に取り付く。 丁度シリセードらしき跡が斜面に残っていたので、そのすぐ右側を進む。 | |
当方は急斜面に入り込んでしまったため、
足を斜面に蹴り込みながら一歩ずつユックリ登る。 また、この斜面はほとんど無風状態なので暑い。 途中、水平方向に割れ目が入っている所が 3箇所程あった。 |
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ダブルストックを駆使し、アイゼンをフル活用して登り、
斜面途中にあった岩場にバテバテになって登り着く。時刻は 10時34分。 この岩場に雷鳥がいるのではないかと密かに期待していたのだが、残念ながら会えず仕舞い。 このような炎天下では、例え居たとしても出て来る状況にはないのであろう。 | |
ここから
穂高連峰方面を見ると、
奥穂高岳、前穂高岳ともほぼ雲が取れてよく見えている。 また、摩利支天岳の方を見れば、乗鞍観測所がよく見えている。 |
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