大山三峰山・大山 ( 大山三峰山:934.6m 大山:1,252m) 2017.2.15 登山



【PHOTO & 記録 大山三峰山・大山 7】

ドンドン下って行くと、 やがて少し登りになった所に標識が現れる。
そこには 『 不動尻 1.4km 』 とあるが、この先が 大山と不動尻との分岐である。時刻は 11時15分。

左に真っ直ぐ進めば不動尻で、右の尾根を登っていけば大山である。
ここは迷わず右の道をとる。
地図ではここから唐沢峠に至る迄の間が破線で記されているが、本日は雪の上に足跡が残っているので問題なく進んで行けそうである。

緩やかな傾斜の、広い尾根を登っていく。
暫くすると登り斜面は一旦終わり、ほぼ平らな道が続くようになる。

右手には 丹沢山や丹沢三峰が見えているが、 丹沢山右後方の 蛭ヶ岳は今や見えなくなりつつある。

道は小さなアップダウンを繰り返した後、 細い尾根をクネクネと辿っていくようになる。
ここは傾斜がほとんど無いのがありがたい。

やがて右手樹林越しに見えていた 丹沢山が手前の斜面に隠れるようになると、 道は再び登りに変わり、急な斜面を登っていくようになる。

喘ぎつつ登っていくと、登り着いた先に人がいたのでビックリする。
本日 山中で人と会うのは初めてである。
聞けば、その方は広沢寺の方から不動尻を経て 大山への道を辿ってきたものの、 唐沢峠手前にて大山に登ることを諦め、こちらの方へと進んできたとのこと。そして、これから 大山三峰山を目差すとのことであった。

この高みからは左へと進んで下りに入る。
地図を見ると、この高みは 865mのピークのようであるが、地図には 『 唐沢川側に踏跡あるが入らないこと 』 とのメモが書かれている。
確かに、今まで進んできた勢いからは右手の方へと進みたくなる地形であるが、そこにはロープが張られており、 さらには左手に今登って来た方の足跡があるので本日は迷いようが無い。

少し下り、小さなアップダウンが続いた後、 道はやがて登りに入る。

右手樹林越しにチラリと 大山方面が見えるが、まだまだ遠くに見えている。
またまた少し気持ちが揺らぐが、ここまで来ておきながら唐沢峠から不動尻に戻ったのでは、 何のために頑張ってきたのか分からなくなる。
時間がかかっても大山を目差すことにする。

その不動尻からの道には 11時55分に合流。
ここで道を右にとる。

先程の方は、ここから一旦大きく下ってそこから登り返すのが嫌だったため、 大山を諦めて進路変更したと言っておられたが、 確かにここからドンドン下って行くことになり、その後の登りを考えると少々気持ちが萎える。

写真は 合流点にある標識を正規の登山道側から写したもの。
標識の後方へと続く踏み跡は、辿ってきた 大山三峰山からのもの。


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