2つ目の壊れた鹿除けゲートを潜り、暫く登っていくと、 やがて前方にベンチが見えてくる。時刻は 7時54分。 ここは 大山三峰山と
物見峠とを結ぶ南北に延びる稜線から東に派生している尾根の一角であり、道の分岐点になっている。 後者の道はかなりの近道になっており、また途中には山ノ神の祠もあると聞くが、 ここは前回と同じく右に進んで物見峠を目差すことにする。 | |
ベンチにて少しノドを潤し、 右の尾根へと登る。 一旦、尾根上に出れば、ここから道は左に折れて尾根の北側 (右側) を進むことになる。 加えて展望も開け、右手には辺室山 (へむろさん、へんむろさん) が樹林越しに見えるようになり、
そのさらに右には経ヶ岳と華厳山も見えてくる。 |
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こちらはその経ヶ岳 (左) と華厳山。 山襞に沿ってクネクネとした、ほぼ平らな雪の道が続く。 | |
とは言え、 右に下る急斜面を横切って進んでいくため、一度 (ひとたび) 谷側の足が雪で滑った場合、滑落も考えられる訳で、 ここは慎重に進む。 辺室山を見ながら進んでいくと、途中樹林が切れて平野部がよく見えるようになる。 山襞に沿った雪道が続く。 |
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雪道を黙々と進み、
崩壊箇所があるという 800m程の区間を慎重に通過して行くと、やがて前方にテーブルが見えてくる。物見峠である。 物見峠到着は 8時27分。ここから急な登りが続くことを前回知ったので、 その前に少々水分補給を行う。 休憩中、ふと高取山の後方を見ると、その後方に見えるビル群の中に一際高い塔が見えている。
どうやらスカイツリーのようである。 | |
8時29分、物見峠を出発して急斜面に取り付く。 途中、『 三峰山 2.4km 』 と書かれた標識があったので、 大山三峰山までの行程の半分はこなしたようである。 喘ぎつつ階段を昇る。 |
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