霧ヶ峰 (鷲ヶ峰、男女倉山、車山) ( 鷲ヶ峰:1,798.3m、男女倉山:1,776m、車山:1,924.7m ) 2019.7.10 登山



【PHOTO & 記録 霧ヶ峰 (鷲ヶ峰、男女倉山、車山) 1】

蔵出し (登山日の日付をみておわかりのように、過去の未報告記録です)

左膝ならびに右足首の痛みを考慮して、このところ 『 登る 』 ことよりも 『 歩く 』 ことに重きを置いた登山を続けているが、今回もその趣旨に沿った山選びを行い、百名山の 1つ、 霧ヶ峰に登ることにする。

この 霧ヶ峰には既に 2回登っているため目新しさにかけるが、 その 2回はいずれも強清水から 車山、八島ヶ原湿原、鷲ヶ峰と辿ったものであり、今回は全く別のルートを辿るので楽しみの方が大きい。
そのルートであるが、先日 三峰山に登った際に和田峠側かもら鷲ヶ峰に登ることができることを知ったため、 今回はその和田峠を起点として車山を目指すことにしたものである。
さらにそこに、まだ登っていない男女倉山 (おめくらやま、別名 ゼブラ山) を絡ませようというもので、 これならば大半が未知のルートになるため、マンネリ感は全くないと言って良い。

7月10日(水)、4時半に横浜の自宅を出発する。
本日、現地は曇りがちとのことで天候の方はあまり期待できないのであるが、梅雨時であることを考えれば山に行けるだけでもありがたい。
横浜ICから東名高速道下り線に乗り、海老名JCT−圏央道と進んで、八王子JCTから中央自動車道に入る。
天気は曇り。途中、大月ICを過ぎた頃に霧雨に降られてヤキモキさせられたものの、笹子トンネルを抜けると日が差す状態となってホッとする。
しかし、それも長くは続かず、途中からドンヨリとした空模様となり、南アルプス、 八ヶ岳はほぼ見えない状態となって気分が沈む。

先日の三峰山の時と同様に諏訪ICで高速を降りて国道20号線、県道40号線と進んで霧ヶ峰高原へと向かう。
霧ヶ峰高原からはビーナスラインに入って 『 和田峠 農の駅 』 を目指す。ここでも雲が多い状態が続く。
その 『 和田峠 農の駅 』 には 7時13分に到着。前回と同じく道路を挟んで反対側の広場に車を駐める。
天候のためか、今回、他に駐車している車はない。


身支度を調え、7時18分に出発。
車道を 三峰山の時とは反対方向、つまり辿って来た方向へと戻る。

峠橋 (下を国道142号線が通っている) を渡り、緩やかに右にカーブしていくと、 車道の右手に 『 左 鷲ヶ峰・八島湿原 』 と書かれた標識が現れ (写真)、そこには鷲ヶ峰まで約1.8kmと書かれている。 時刻は 7時21分。

標識に従って、道路左側にあるガードレールとフェンスとの間を通って樹林帯に入る。

すぐに道は右に折れて (ここにも標識あり) ササ原の中の土の道を進む。

梅雨時のためか、足下はややぬかるんでいるものの、周囲にはカラマツが多く見られ、傾斜は緩やかである。
左側はササ原の斜面となっており、時折 鹿の鳴き声も聞こえてなかなか気持ちの良い道である。

樹林帯を抜け出たところで道は左に折れ、樹林帯のキワに沿っての登りが始まる。 時刻は 7時26分。

足下には人為的に敷かれた石が見られ、また階段も所々に設置されていて、整備されていることを感じさせる。
しかし、一方で道幅が狭いことから左右の草が伸びてきており、前日の雨に濡れた葉がズボンを濡らす。

周囲にはレンゲツツジも見られ、盛りは過ぎているものの、開花中のものも所々に見ることができる。

やがて、斜面の先に送電線の鉄塔が見えてきて、道はその鉄塔の左側を登っていく。

すぐに左手にガードレールが現れたので驚いたが、この道は前方に見えてきた電波塔へと通じているようである。
登山道の方もその電波塔を目指して登っていく。

途中、左手を見ると、雲の中に 浅間山黒斑山と思しき山がうっすらと見える (写真)
しかし、全体的に雲が多く、その全容を見ることはできない。

写真 後方中央の大きな山が 浅間山
その左側の三角形をした山が黒斑山である。

やがて登り着いたピークは砂地の小さな広場になっており、件の電波塔はこのピークの東側斜面に立っている。

帰宅後に地図を見ると、この場所には 1,621.4mの三角点があることになっている。
しかし、この時はそのことを知らず、境界石だけが目に入っただけであった。
時刻は 7時38分。

ここからは一旦東に進み、すぐに南へと下って行く。

下りに入る手前で前方の展望が開けるが、目指す鷲ヶ峰はガスに囲まれていて見ることができない (写真)

樹林帯の中の下りが続く。
帰りにここを登り返すことを思うと少し気が滅入る。



霧ヶ峰 (鷲ヶ峰、男女倉山、車山) 登山データ







登山日:2019.7.10 天候 : 曇り時々晴れ、のち雨のち曇り単独行 日帰り
登山路 : 和田峠 農の駅 駐車場−鷲ヶ峰・八島湿原入口−1,621.4mピーク−1,668mピーク−鷲ヶ峰−ゲートA− 八島ヶ原湿原(木道合流)−奥霧小屋−男女倉山分岐−男女倉山(ゼブラ山)−姫木平分岐−北の耳−南の耳−車山乗越−スヌーピー岩−車山高原駐車場分岐−車山−車山高原駐車場分岐− スヌーピー岩−車山乗越−車山肩分岐−沢渡分岐−蝶々深山−物見岩−公衆トイレ−男女倉山分岐−奥霧小屋−八島ヶ原湿原−大元尊石碑−ゲートA−鷲ヶ峰−1,668mピーク− 1,621.4mピーク−鷲ヶ峰・八島湿原入口−和田峠 農の駅 駐車場
交通往路 : 瀬谷−横浜IC−(東名高速道)−海老名JCT−(圏央道)−八王子JCT−(中央自動車道)−諏訪IC− (国道20号線:諏訪バイパス)−飯島−(県道183号線)−四賀桑原−(国道20号線)−元町−(県道40号線)−霧ヶ峰−(県道194号線:ビーナスライン)−和田峠 農の駅 駐車場 (車にて)
交通復路 : 和田峠 農の駅 駐車場−(ビーナスライン:県道194号線)−霧ヶ峰−(県道40号線)−元町−(国道20号線)− 四賀桑原−(県道183号線)−飯島−(諏訪バイパス:国道20号線)−諏訪IC−(中央高速道)−八王子JCT−相模原愛川IC−(県道52号線)−相模原公園入口−(県道507号線)−相武台団地入口− (県道50号線)−中央林間−鶴間二丁目−瀬谷入口−(かまくらみち)−上瀬谷小入口−上瀬谷小東側−(海軍道路)−瀬谷 (車にて)

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