霧ヶ峰 (鷲ヶ峰、男女倉山、車山) ( 鷲ヶ峰:1,798.3m、男女倉山:1,776m、車山:1,924.7m ) 2019.7.10 登山



【PHOTO & 記録 霧ヶ峰 (鷲ヶ峰、男女倉山、車山) 7】

10時7分に男女倉山頂上に登り着く。

頂上は草地となっていて、そこに立派な標柱が立っているものの、やや殺風景である。
なお、頂上の標識には 『 ゼブラ山 』 と書かれている。

展望の方も、ガスが流れていて今ひとつの状況であるが、それでも西側の鷲ヶ峰は何とか見ることができる。
また八島ヶ原湿原はそこだけスポットライトが当たっているかのように明るく見えている (写真)

車山や南の耳は流れるガスに見え隠れする状態であり、 北の耳はその頂上部分がガスの中であるものの、ここから北の耳へと向かう道は草原の中にしっかりと見えている (写真)

暫し休憩した後、10時19分に出発、東側へと下る。
下方に広がる草原には、北の耳へと向かって一直線につけられた道が見えており、時折、ガスがその草原を流れていく。

風雪に耐え続けてきたことが一目で分かる変形した木々の横を下り、 10時23分に鞍部に下り着く。

見上げれば、丸い形をした北の耳がガスの中にチラリと見えている。
右手の南の耳は三角形をしており、面白いことにそこだけ日の光が当たっている。
そして、この 2つの耳を結ぶ山彦尾根は、僅かに上向きの円弧を描いている。

この辺は道に水が染み出ていて歩きにくいが、白い花が満開のコバイケイソウの群生を過ぎ、 傾斜が出始めると歩きやすくなる。

緩やかな斜面を登る。
上方の北の耳はガスにその姿を見え隠れさせている。

高度が上がってきたところで振り返れば、北西の方向に 三峰山が見えている (写真)
頂上部にはまだ雲が絡んでおり、流れるガスでボンヤリとしてはいるものの、先ほどまでは姿形がほとんど確認できなかっただけにこれは嬉しい。

道の方はこのまま北の耳に直登するのかと思ったら、 一旦北の耳の左側 (北西側) に登り着いた後、右へと進んで北の耳へと向かっていく。

なお、ここまでは草原 (くさはら) が続いていたが、 右に曲がってからはササが目立つようになる。
先ほどのササ原もそうだが、この 霧ヶ峰は ササが本来の植生を飲み込み始めているのではないだろうか ?



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