霧ヶ峰 (鷲ヶ峰、男女倉山、車山) ( 鷲ヶ峰:1,798.3m、男女倉山:1,776m、車山:1,924.7m ) 2019.7.10 登山



【PHOTO & 記録 霧ヶ峰 (鷲ヶ峰、男女倉山、車山) 5】

ほぼ一直線に下っていた道は、 やがて八島ヶ原湿原の右端 (西側) に向かうように方向を変えていく。

岩屑の道を暫く下っていくと、やがて道は平らになり、 鹿避けのゲート (ゲートA) を潜る。時間は 9時20分。

ここには八島ビジターセンターへの分岐があり、八島ヶ原湿原は直進である。

灌木帯を下る。
この辺ではニッコウキスゲが見られるようになり、黄色の花が夏らしさを感じさせてくれる。

やがて、近くに子供たちの声が聞こえるようになると、道は丁字路となり、 左へと進む (右はビジターセンター)
そして、少しぬかるんだ道を下って道がほぼ平らになれば、八島ヶ原湿原を囲んでいる木道に合流する。
時刻は 9時28分。

案の定、先ほどの子供たちの中に入り込んでしまっており、 グループ毎にかなりばらけている子供たちを追い抜いて進むことになる。

さらには、人が多いことから落ち着いて八島ヶ原湿原の写真を撮ることがなかなか難しい。

一応、木道は 2本敷かれているのだが、ひっきりなしに子供たちが歩いてくるので、じっくりとカメラを構えることができず、 加えて鎌ヶ池付近では木道が 1本になってしまい、さらに苦労する。

それでも、何とか鎌ヶ池を写真に収めるが、 緑の草地の中に周囲の緑を映す鎌ヶ池はなかなか美しい。
こういう湿原が気温の上昇や降水量の減少によって乾燥化してしまわないことを願うばかりである。

なお、湿原の先に見えている 車山は、 時折ガスにてその姿が隠れてしまうという状態が続いている。

何人もの子供たちや観光客を追い抜いていくと、やがて湿原から離れた木道の先に建物が見えてくる。
休業中の奥霧小屋で、到着時刻は 9時38分。

小屋の前を右に進み、数件の建物の横を進んでいくと、 右に御射山 (みさやま)・沢渡 (さわたり) への道を分けた後、 また鹿避けのゲート (ゲートC) が現れる。
確かに、鹿がこの湿原に入りだしたら食害で大変なことになりそうである。

ゲートを潜り、子供たちと並んで砂利道を進めば、 少し先にコンクリートブロックとトタンの外壁からなる建物が現れる。
この倉庫のような建物の正体は不明であるが、右手には公衆トイレが設置されている。時刻は 9時41分。

男女倉山に向かうには、この建物の手前を左に折れて細い道を進む。
子供たちは道なりに進んで物見石方面を目指すようなので、ここからはまた一人旅である。

なお、この男女倉山への道は少し分かりにくいものの、傍らには諏訪市教育委員会作成の小さな地図が置かれており、 それを見落とさなければ問題はない。



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