緩やかに下って木道が終わり、12時38分に沢渡への道を左に分けると、 ここからは再び土の道となり、少し先で登りに変わる。 斜面途中から雨脚はかなり強くなり、蝶々深山の頂上が近づいた頃には、傘に雨が強く叩き付ける状態となる。 | |
蝶々深山には 12時48分に到着 (写真)。 ここでは 3人がレインウェアに着替えていたので、小生も強く降る雨に恐れをなして着替えようかと思ったのだが、
フト先の方を見ると、雲は白く、かなり明るい。 しかし、雨脚はますます強くなり、道にもかなり水が浮き出してきていて、足下も滑りやすくなって苦労する。 |
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やはりレインウェアにすべきだったか と少し後悔の念が出始めたものの、 先の方を見るとかなり明るいので、そのことに希望を抱きつつ進んでいく。 すると、案の定、平坦な道が続くようになったところで、あの傘に叩き付けていた強い雨はピタッと止んでくれたのであった。 周囲はササ原に変わり、やがて前方に物見石が見えてくる。 | |
そして、ササの斜面を一登りすれば物見石に到着。 振り返れば、蝶々深山の頂上を覆っていた黒い雲は消え去っているものの、後方の 車山はまたまたガスの中である。 ここからは眼下に広がる八島ヶ原湿原を見ながら斜面を下って行く。 この辺は全く雨が降っていないらしく、足下は乾いている。 |
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ササと草の斜面をジグザグに下る。 眼下に広がる八島ヶ原湿原であるが、ここからは四角形に見えるためサッカー場のようである。 やがて傾斜が緩むと、木橋にて小さな流れを 2つ渡り、足下がぬかるんでいる場所を抜けて木道を歩くようになれば、
やがて前方に公衆トイレが見えてくる。 | |
ここからは今朝辿って来た道である。 鹿避けゲート (ゲートC) を潜り、奥霧小屋の前を抜けて八島ヶ原湿原の縁を進む。 今朝ほどとは違って木道上には人がほとんどいないので、鎌ヶ池もゆっくりと撮影することができる。 フト気づけば、 車山が再び姿を現しており、 頂上のドームもよく見えている。 |
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