下り終えると樹林帯を抜けて平らな場所を進むようになり、
傍らに立つ標識には 『 鷲ヶ峰 約1.4km 』 とある。 目の前には次の高みが見えており、その斜面途中に送電線の鉄塔が 1本、さらに先のピーク付近にもう 1本立っている。 道は再び樹林帯に入り、そのピークに向けて登っていく。 | |
7時52分にその高みに登り着くと、目の前に先ほど下から見えた 2本目の鉄塔が立っており、その周囲を金網が囲んでいる。 道は平らになってその金網の横を進んでいく。 しかし、その右側に青空が見えているので、鷲ヶ峰に着く頃にはガスが消えているかもしれないとの期待を抱かせる。 |
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その 3本目の鉄塔も周囲を金網に囲まれており、道はその横を抜けていく。 左手を見れば、それぞれの鉄塔から東に延びる送電線が谷へと下り、さらに先の高みへと登っていくのが見える。 暫くは緩やかな道が続き、やがて樹林帯に入ると登りが始まるものの、この登りは短い。 | |
そのガスも一過性だったらしく、
斜面を登り切って樹林を抜けるとガスもなくなって展望が開ける。 振り返れば、先日辿った和田山北峰が見えるものの、その後方の
三峰山は雲の中である。 なお、この高みは地図上の 1,668mピークと思われる。 |
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ここからは暫く平坦、あるいは緩やかなアップダウンの道が続き、足が進む。 途中、樹林を歩いている最中に日が差し込んできたので少しテンションが上がる。 | |
道の左右に見られたササは徐々に消え、やがて草地の中を進むようになると、 ほぼ平らだった道に傾斜が現れるようになる。 足下は土よりも石が目立つようになり、周囲の木も疎らになって、やがて草付きの斜面の登りへと変わる。 ここが鷲ヶ峰への最後の登りだとすれば、先ほどまで鷲ヶ峰を覆っていたガスはなくなりつつある訳で、 やがて斜面の先に青空も少しずつ見えるようになり、期待が膨らむ。 |
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