霧ヶ峰 (鷲ヶ峰、男女倉山、車山) ( 鷲ヶ峰:1,798.3m、男女倉山:1,776m、車山:1,924.7m ) 2019.7.10 登山



【PHOTO & 記録 霧ヶ峰 (鷲ヶ峰、男女倉山、車山) 10】

さすがにここまでノンストップで来たためこの登りが辛い。

加えて、この階段は、横にした丸太風プラスチックを 2本縦に積み重ねて階段の蹴込み板部分を形成しており、 その高さが肝心の踏面 (ふみづら) よりも高いので、一々蹴込み板を乗り越えねばならず疲れが増す。

途中にて振り返れば、蝶々深山の右後方に 三峰山、そして左後方に鷲ヶ峰が見えたので、 これ幸いと立ち止まって写真を撮って息を整える。
また、左手下方には白樺湖も見えている。

道はリフトにぶつかった所で右に折れるが、そこからも階段は続く。
そして、漸く辛い階段は終わったものの、ここはリフト駅の横で頂上に非ず。
頂上へは、ここからさらに階段を昇っていかねばならない。
時刻は 11時59分。

ただ、この階段は先ほどまでのものとは違って、踏面と蹴込み板の部分の高さが同じなので歩きやすい。

また、階段の先には車山神社と気象レーダードームが見えているので俄然元気が出てくる。

そして、車山神社の後ろを通り、 木道へと変わった道を進んで気象レーダードームの横を通り抜ければ、やがて三角点のある 車山頂上であった。
時刻は 12時3分。

頂上は、先ほど八島ヶ原湿原で出会った子供たちの他、登山者、観光客でかなり混雑している。
こういう場所での休憩は苦手であるが、幸いにもベンチが空いていたので、そこに腰掛けて食事とする。

さて、展望の方であるが、北西の鷲ヶ峰、 三峰山は何とか見えるものの、その後方の 美ヶ原は雲の中。
当然、北アルプスや 御嶽、 中央アルプス、南アルプスは全く見えず、 富士山八ヶ岳も見えない。

梅雨時であり、これも致し方ないところである。
食事を終えた後、車山神社にお参りする。

車山神社は 4本の柱に囲まれており、その柱の間には綱 (わら縄 ?) が張られている。
そして、柱にはそれぞれ 『 車山神社 ○之御柱 』 (○には 一から四までの文字が入る) と書かれている。

12時15分に下山開始。
車山乗越までは辿って来た道を戻る。

その車山乗越には 12時29分に到着。
ここからはまっすぐ進んで、蝶々深山を目指す。

赤土で滑りやすい道を緩やかに下る。
正面には緑の斜面の真ん中に道が通っている蝶々深山が見えている。

12時32分に車山肩への道を左に分けると、ここからは木道となって足が進む。

しかし、蝶々深山を見上げれば、その上空に黒い雲が覆い被さりつつあり、さらにはポツリと雨粒を感じるようになる。

残念なことに、今回は雨脚が徐々に強くなって来たため、木道途中に唯一立っている木の下でザックにカバーを装着し、 さらには傘を差すことにする。
レインウェアでも良かったのだが、そうするとカメラが濡れてしまうことから傘にした次第である。



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