さすがにここまでノンストップで来たためこの登りが辛い。 加えて、この階段は、横にした丸太風プラスチックを 2本縦に積み重ねて階段の蹴込み板部分を形成しており、 その高さが肝心の踏面 (ふみづら) よりも高いので、一々蹴込み板を乗り越えねばならず疲れが増す。 途中にて振り返れば、蝶々深山の右後方に
三峰山、そして左後方に鷲ヶ峰が見えたので、
これ幸いと立ち止まって写真を撮って息を整える。 | |
道はリフトにぶつかった所で右に折れるが、そこからも階段は続く。 ただ、この階段は先ほどまでのものとは違って、踏面と蹴込み板の部分の高さが同じなので歩きやすい。 また、階段の先には車山神社と気象レーダードームが見えているので俄然元気が出てくる。 |
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そして、車山神社の後ろを通り、
木道へと変わった道を進んで気象レーダードームの横を通り抜ければ、やがて三角点のある
車山頂上であった。 頂上は、先ほど八島ヶ原湿原で出会った子供たちの他、登山者、観光客でかなり混雑している。 | |
さて、展望の方であるが、北西の鷲ヶ峰、
三峰山は何とか見えるものの、その後方の
美ヶ原は雲の中。 梅雨時であり、これも致し方ないところである。 車山神社は 4本の柱に囲まれており、その柱の間には綱 (わら縄 ?) が張られている。 |
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12時15分に下山開始。 その車山乗越には 12時29分に到着。 赤土で滑りやすい道を緩やかに下る。 | |
12時32分に車山肩への道を左に分けると、ここからは木道となって足が進む。 しかし、蝶々深山を見上げれば、その上空に黒い雲が覆い被さりつつあり、さらにはポツリと雨粒を感じるようになる。 残念なことに、今回は雨脚が徐々に強くなって来たため、木道途中に唯一立っている木の下でザックにカバーを装着し、
さらには傘を差すことにする。 |
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