そして、今度こそと思って岩場を登れば、 そこは環境庁 (今は環境省) の建てた標識のある 笠取山頂上であった。 時刻は 12時25分。 先程の 『 山梨百名山 』 の標識の所から結構 時間が掛かったが、 頂上を見逃してしまったのではないかと思って少し戻ったりしたことと、途中見えた 富士山に気を取られたりしたためである。 また、狭い山頂には標識の他、三角点のような柱石があるが、 これは三角点ではないようである。 | |
ここはほぼ樹林に囲まれているため、
展望は先程の 『 山梨百名山 』 の標柱の所よりは劣るものの、それでも南面が開けており、
岩の上に登れば結構 展望を得ることができる。 まず目につくのが
大菩薩嶺と
富士山である。 写真では三ツ峠山、御坂山、黒岳が 富士山の下方に見えている。 |
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こちらは 大菩薩嶺方面。 笠取小屋の時と同様、大菩薩嶺の手前には 鶏冠山と黒川山、そして左奥には 雁ヶ腹摺山が見えている。 写真 左奥に半分だけ見えているのが雁ヶ腹摺山。 |
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こちらの写真は 大菩薩嶺、 雁ヶ腹摺山のさらに左側で 丹沢の山々が見えている。 写真 中央の山が檜洞丸で、その右が
大室山と思われる。 |
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目を 富士山の右側に戻す。 毛無山の右には恐らく 七面山、 大無間山などの山々が続いているのであろうが、分かりにくい。 しかし、そのさらに右には布引山、そして双耳峰の
笊ヶ岳が見え、さらに右に偃松尾山が続く。 写真中央 左側の双耳峰が笊ヶ岳で、その左に大きな布引山が続く。 | |
こちらは上記写真のさらに右側。 見える範囲は狭いが、天候が回復しつつあるからこその景色であり、 このタイミングの良さを素直に喜ぶ。 |
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