山襞に沿ってクネクネとした道を暫く進んでいくと、
やがて水干に到着。 ここは多摩川の最初のひとしずくが始まる場所であり、
今は氷柱 (つらら) からしずくがしたたり落ちている。 この水干の少し先にあるベンチで暫し休憩。 | |
13時12分に出発。 ほぼ平らな道を進んだ後、途中から右に進んで再び小さな分水嶺への道を登る。 |
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確かに天候は回復してきており、途中、
乾徳山から
黒金山へと続く稜線がよく見え、
さらに黒金山の右には大きく羽を広げているかの如き
北奥千丈岳、国師ヶ岳が見えるようになる。 写真 左側の山が黒金山。 |
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小さな分水嶺には 13時26分に到着。 すぐに小さな分水嶺を後にして、雁峠へと向かう。 写真 中央の山が燕山。その左が 古礼山。 |
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樹林に入って少し進むと、目の前に大きな燕山が見えてくる。 老朽化して立入禁止となっている雁峠避難小屋を右手の樹林の中に見れば、 すぐに明るく開けた雁峠に到着である。時刻は 13時35分。 ここから見上げる燕山の登り斜面は、 やはり疲れた身体にはかなり厳しいものに見える (写真)。 | |
この雁峠は西側が大きく開けており、
笊ヶ岳、上河内岳、
聖岳、
赤石岳、
悪沢岳方面を
逆光気味の中に見ることができる。 写真は
乾徳山から
黒金山へと続く稜線。 また、上述のようにこれらの稜線の後方に見えるはずの 白根三山は雲の中である。 |
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