今度は東側を見れば、
その斜面の真ん中が防火帯になっていることで逆モヒカンの様になっている
笠取山の姿が見えている。 一方、北西を見れば、燕山は霧氷で真っ白である上、
古礼山の頂上部分には雲が掛かっている。 | |
11時46分、 小さな分水嶺から東に下り、小さなアップダウンを繰り返しながら 笠取山へと進む。 この辺は雪がうっすらと積もっているため、登りの際は良いが、下り斜面では滑りやすく、 歩くのに少々気を遣う。 一方、笠取山の後方では、青空の割合がドンドン増えており、 天気予報通り午後は晴れとなるようである。 |
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やがて、 笠取山手前の鞍部に至って、 いよいよ目の前の急斜面に取りかかる。 こちらは日当たりが良いのであろう、防火帯となっている草の斜面に雪はほとんど無い。 また、見上げれば嬉しいことに斜面の先には青空が広がっている。 |
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振り返れば、
古礼山の雲は無くなって
稜線がハッキリ見えるようになっているが、その後方に見えてきた水晶山には雲が掛かっている。 一方、所々で見える 富士山の方は、 相変わらず流れる雲にその頂上が覆われることが多いものの、左右の斜面はしっかり見えている。 写真 左端の高みが燕山。 |
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息を切らせつつ急斜面を登る。 時々立ち止まっては上を見上げるという動作を繰り返しながらも何とか登り続けていくと、
やがて霧氷で真っ白になった木々が間近となり、最後に岩場を登れば、新しくなった 『 山梨百名山 』 の標識が目の前に現れる。 | |
無論、ここは
笠取山の頂上ではないことは十分承知。 シャクナゲのトンネルを抜け、細いササ原の尾根を進み、さらには岩場を越えて行く。 |
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