少し進むと、
今度は槍ヶ岳が姿を現す。 槍ヶ岳の右には大喰岳、中岳、 南岳といった 3,000m峰が続き (但し、写真には南岳は写っていない)、大喰岳の手前には奥丸山が大きな姿を見せている。 | |
さらには、乗鞍岳、 焼岳が姿を現し、 北アルプスに来たことを実感させてくれ、テンションがグッと上がる。 樹林帯の中の登りはさらに続くが、1,800mの標識を過ぎて暫く進むと、 周囲は灌木帯に変わり始め、上方には稜線も見えてくる。 |
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そして、展望の方もグッと開け、先程までのような樹林越しではなく、
間に遮るもの無しに、直接周囲の山々を見ることができるようになる。 | |
そして、今まで断片的にしか見えなかった
穂高連峰も繋がって完全に見通せるようになる。 そして、ここで、今朝ほど樹林越しに見えた山の正体は、
大キレットにある長谷川ピークであることに気が付いたのだった (写真 左端の小ピーク)。 なお、涸沢岳の手前に見えるピークは、恐らく蒲田富士であろう。 |
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暫く登って左手を見れば、
笠ヶ岳から下ってくる尾根の向こうに、
大木場ノ辻と思しき山 (写真 奥の山) が見えている。 | |
少し先で 標高 約 1,920mの標識を通過する。時刻は 8時25分。 とは言え、高度は確実に上がっているようで、周囲はササ + 草付きの斜面に変わり、 周囲には青空の下、北アルプスの山々の素晴らしい展望が広がり始める。 |
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槍ヶ岳もスッキリと見通せるようになり、
槍の穂先から千丈沢乗越へと下り、そこから西鎌尾根と奥丸山方面への 2つに分かれる尾根が良く見えている。 |
笠 1、   笠 2、   笠 3、   笠 4、   笠 5、   笠 6、   笠 7、   笠 8、   笠 9、   笠 10、   笠 11、   笠 12 もご覧下さい。