尾根上の道は結構起伏があり、気落ちしている身にとってはかなり応える。 やがて抜戸岩を通過。時刻は 12時56分。 | |
暗闇を手探りで進むような感じを持ちつつ登っていくと、
やがて写真のように、板で岩屑を堰き止めて作られた階段が現れる。これは笠ヶ岳山荘も近いと思われたのだが、それからも結構長かった。 今度こそ笠ヶ岳山荘も近いであろうと思ったのだが、
テント場は小屋よりも 50m程低い位置にあり、そのためテント場を過ぎてもまだまだ登りが続く。 |
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写真のような、岩が重なっている場所を白ペンキを頼りに登る。 | |
山荘前にある大ベンチにて休憩した後、
そのままそこにザックを置いて笠ヶ岳を目指す。 先程 テント場を抜けた後と同じように、 岩が累々と積み重なっている道を進む。ガスの中で視界は 15mほどであるが、岩に付けられたペンキ印により迷うことはない。 |
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写真のように岩が積み上げられた斜面を登っていくのだが、
このような状態が頂上まで続く。 | |
頂上の手前、祠のある場所には 13時51分に到着する。 笠ヶ岳は
円空上人が初登頂して開山したものの、その後 忘れられていた状態にあったところを、播隆上人が再興したとのことである。 |
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祠のある場所から左に進めば、
三角点のある笠ヶ岳頂上である。
到着時刻は 13時53分。 やはり頂上もガスに囲まれていて何も見えないため、 明日に希望を託してすぐに下山する。 笠ヶ岳山荘にて受付を済ませ、宿泊。登山靴の数を数えた限りでは、 この日の宿泊者は 27名であった。 |
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