急坂が一段落した所で
笠ヶ岳を振り返る。 | |
笠ヶ岳から南西に派生する尾根を下っていくのだが、
途中からその尾根と分かれ、南東に延びる枝尾根を下るようになる。 |
|
先程 抜戸岳方面へと下った時と同様、
こちらでも途中 何回も笠ヶ岳を振り返ってしまう。 | |
草しか生えていない東側斜面を下った後、ハイマツの多く生える西側斜面をジグザグに下る。 この辺はハイマツが煩く、また足下にも浮き石が多くあり、しかもなかなか急傾斜なので歩き辛い。 ハイマツの斜面をジグザグに下る。 |
|
下り着いた所は、恐らく穴毛谷の四ノ沢左俣の上部。 この岩場を過ぎれば、先に見えた鋸歯の連なりの西側を巻いて進むことになる。 | |
滑る足下、ゴロゴロした岩、煩い草木に手を焼きながら進んで行くと、
やがて鋸歯と鋸歯との鞍部に登り着く (4つあるピークの 2番目と 3番目のピークの間)。時刻は 9時42分。 また、ここには少し庇のようになった岩があり、
その下方にテント場らしきものが作られていた。一張りしかテントは張れないが、上部には岩の庇、
周囲には人によって積み上げられた石の囲いができている。 |
|
また、ここから 笠ヶ岳方面を振り仰げば、 先程 下ってきたハイマツの斜面 (ハイマツの中にジグザグに付けられた道が見える)、 穴毛谷 四ノ沢左俣の上部の崩壊地、そして、抜戸岳方面から見た姿に近い形を見せ始めた笠ヶ岳の頂上が見える。 それにしても笠ヶ岳頂上は遠く、高い。 |
笠 1、   笠 2、   笠 3、   笠 4、   笠 5、   笠 6、   笠 7、   笠 8、   笠 9、   笠 10、   笠 11、   笠 12 もご覧下さい。