17時からの夕食時、窓の外を見るとガスは引いており、
笠ヶ岳山頂が見えているではないか。 明日の天候は 晴れ後曇りとのこと。 | |
周囲を覆って視界を遮っていたガスはその後もドンドン引き始め、
山荘から周辺の山々が見えるようになる。 |
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やがて、夕日が周囲の山々に当たり出すまでに周囲の状況は回復し、
今は笠ヶ岳から
抜戸岳へと続く稜線の斜面に日が当たって、輝いている。 となると、やはり抜戸岳方面からの笠ヶ岳の姿をどうしても見たくなるが、
これは明日に賭けるしかない。 | |
こちらは奥穂高岳方面
(左から 北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、ジャンダルム、天狗ノ頭)。 |
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昨日の中秋の名月に続き、本日 9月9日は スーパームーンが見られるとのこと。
そのため、18時過ぎに外に出て月の出を待つ。 本日は杓子平に登り着いて以降 散々であったが、夕刻になってからは良いことばかり。 明日への期待が膨らむ。 | |
【 2日目 】 槍 ・ 穂高連峰方面は雲が多いものの、 ありがたいことに反対側の 笠ヶ岳方面には雲一つなく、 頂上がスッキリ見えている。 |
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やはり、抜戸岳方面からの笠ヶ岳の姿を見たいため、クリヤ谷へと下るのを諦め、
往路を戻ることにする。 昨日はガスで何も見えなかったため、つまらないことを考えながら登ったのだったが、
視界の良く利くようになった本日も、途中のガラ場では昨日と同じことを思いながら登る。 頂上の祠前には 5時50分に到着。 |
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