食事をしつつ、
笠ヶ岳が姿を現すのを待ったが、
この写真が精一杯。 さらには、休憩中に抜戸岳の方もガスに覆われ始め、こちらもやがてガスに飲み込まれてしまう。 | |
15分の大休止の後 出発し、杓子平カールに入り込む。 最初は平坦な道が続き、 その後 抜戸岳から南に派生する尾根の左側 (カール内側) を登っていく。 |
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草地の中、ゴロゴロした岩と砂礫の道を登る。 しかし、今は漂うガスが濃くなったり、薄くなったりする中を進む状態であり、
全体を見渡して景色を楽しむことはできない。 | |
時折 ガスが薄くなる中、後ろを振り返れば、
杓子平の広がりが見える。 傾斜の方は徐々にキツくなり、士気が下がっている分、 余計に この登りが辛く感じられる。 |
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喘ぎつつガスの中を登っていくと、カエルのような鳴き声が聞こえ始める。 ガスの中に浮かび上がる壁を稜線と思って乗り越えると、
さらに先にまた壁が現れるという状態が続く。 | |
その標識のあった場所から少し登り、ハイマツの間を下っていくと、漸く待望の稜線であった。時刻は12時16分。 余りにも疲れたのでここでも小休止。
先に休憩していた抜戸岳方面から来られた方と話をする。 |
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10分程休んで、全く先の見えない尾根上を
笠ヶ岳へと向かう。 ガスで前方がほとんど見えない中を黙々と歩く。 |
笠 1、   笠 2、   笠 3、   笠 4、   笠 5、   笠 6、   笠 7、   笠 8、   笠 9、   笠 10、   笠 11、   笠 12 もご覧下さい。