鷲岳、鳶山のさらに左には越中沢岳、北薬師岳、そして
薬師岳が続き、
薬師岳のさらに左には赤牛岳が大きい (写真右)。 そして、赤牛岳の左に続くのは 水晶岳 (写真中央) で、さらに左の 鷲羽岳もかなり大きく見えるようになっている。 その 鷲羽岳の右後方に台形をした頂上部分が少し見えているのが確認できるが (写真では分かりにくい)、帰宅後調べると 笠ヶ岳であることが分かったのだった。 | |
鷲羽岳のさらに左の大きな山は 野口五郎岳で (写真右)、先程までは手前の三ツ岳と重なって見えていたのだが、 今はしっかりとその山容を確認することができる。 その野口五郎岳の左後方、 槍ヶ岳との間には 乗鞍岳が見えるとのことであるが、 残念ながら雲に覆われていてこの日は見ることができなかったのだった。 |
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さらには、 餓鬼岳の後方に南アルプスや 富士山も見えるらしいのだが、 そちら方面 (南南東) は雲に覆われており、小生が確認した限りでは見ることができなかったのだった。 そして忘れてはいけないのが、この
針ノ木岳の直下、
立山連峰の下方に広がる
納戸色をした黒部湖である。 | |
360度の展望を暫し楽しんだ後、10時23分に下山を開始する。 往路を忠実に戻る。 そして、針ノ木峠には 11時3分に戻り着く。 再び針ノ木小屋のベンチに腰掛けて腹拵えをし、地図を見ながらこの後 蓮華岳を往復するかどうか検討する。 |
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初めて登る山ならば迷わず進むのだが、一度登ったことがある故に行程が長いことが頭をよぎり、 少し二の足を踏んでしまうというわけである。 地図を見れば、ここから
蓮華岳まで 1時間10分。 足下はすぐに丸太の横木が置かれた、岩がゴロゴロした道へと変わり、
ドンドン高度を上げていく。 | |
ハイマツの斜面を横切るようにして進んでいくと、すぐにこの先の行程が見通せる場所に出る。 左に回り込んで尾根上に登り着き、そこから砂礫とハイマツの斜面を登っていく。 |
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途中の砂礫地にコマクサの小群落が現れる。 左手に大きな崩壊地を見ながら登って行く。 |
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