途中、
針ノ木岳、スバリ岳、
針ノ木雪渓 (篭川) を見通せる場所を通過したが、やはり雪渓はかなり小さくなっているようである。 5年前は雪渓の上方をガスが完全に覆っており、 針ノ木岳の姿を全く見ることができなかったので、本日はかなり良いコンディションである。 とは言え、気温が上昇してくれば、 ガスや雲がたちどころに上がってくることが考えられるため、楽観は禁物である。 | |
道は一旦少し下って流れの無い広い沢を横断する。 蓮華岳も見えるが (写真)、 ここからではどこが頂上なのか分からない。 |
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もう一度流れの無い沢のようなガレ場を過ぎて暫く進んでいくとブナ林に入り、
その先、少し下って小さな沢を横切ることになる (写真)。 登りに入って再び
針ノ木岳が見えてくると、
今度は水の流れがある河原を横切ることになる。赤沢である。 | |
この赤沢の流れを過ぎれば、道はほぼ平坦となり、やがて前方に大沢小屋が見えてくる。 時刻は 6時13分。 前回は小屋の前にて軽アイゼンの貸し出しを行っていたが、 雪渓の縮小に伴って現在貸し出しは行われていない。 針ノ木小屋とこの大沢小屋を開設した 文人 百瀬 慎太郎のレリーフの前を通って先へと進む。 |
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少し進んで振り返れば、
爺ヶ岳の南峰がシルエットとなって見えている。 周囲にダケカンバの大木が見られるようになると、
やがて左手 下方にある篭川の流れが近づいてくる。 | |
壊れかけた梯子を昇り、岩場を進む。 前方には
針ノ木岳と針ノ木雪渓
(篭川) がよく見えるようになるが、確かに雪が少ない。 なお、この岩場には、針ノ木小屋まで 2時間30分と書かれたプレートが埋め込まれている。 時刻は 6時36分。 |
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