岩場を下り徐々に河原に下りていく。 道は簡易の橋を渡って右岸へと進むが、 この辺から道標として小さな鯉のぼりが見られるようになる。 | |
前方にはほとんど雪の残っていない谷と篭川の流れが、 針ノ木岳へと向かって伸びている。 振り返れば、谷の下る先に 爺ヶ岳がシルエット状になって見えている。 篭川の右岸につけられた道を進む。 |
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やがて右下に雪渓が現れる。 歩きにくい道を登る。 谷の幅は徐々に狭くなり始め、やがて鯉のぼりに導かれて今度は左岸に渡ることになる。 | |
5年前は、この辺から雪渓の上を歩いており、 そのままノドと呼ばれる両岸が迫った場所を登っていったのであるが、今は雪が全くなく、岩場を進み、簡易の橋を渡って左岸へと進む。 谷の上方にはノドが見えてくるが (写真)、 その狭くなった両岸の間に雪はほとんどない。 なお、下の文字にカーソルを当てると、
5年前の同じ日 (8月10日) のノドの写真が表示されます。 |
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道の方はそのノドを高巻きすべく、右の斜面へと登っていく。 今朝ほど指導員の方が述べていたように鎖を使って岩場を登る。 崩れやすい岩場をペンキ印に従って登り、ノドの上を巻く。 | |
左下方を見れば、ノドの上方に分断したスノーブリッジが見える。 振り返れば、岩小屋沢岳、
爺ヶ岳がよく見えている。 |
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