火山の噴火によってできたことを感じさせる大岩の横を通り (これが溶結凝灰岩 ?)、 さらに登っていくと、先程見えた頂上のようなピークが目の前に現れるが、無論そこは頂上ではない。 | |
その岩屑を集めて積み上げたようなピークを登り終え、少し下ると、
かなり先の方に本当の頂上らしきピークが見えてくる。 その蓮華岳頂上後方には青空とともに秋を感じさせる雲が見えている。 |
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一方、辿ってきた雪渓のある谷の方には再びガスが上がり始めており、 爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳はそのガスに隠れ気味で、さらにはそのガスが剱岳方面にも少しずつ進み始めている。 | |
小さな舟窪状になっている場所を抜け、蓮華岳山頂を目差す。 周囲にはコマクサの群落が多く見られるものの、花をよく見ると、 少し形が欠け始めているものが多いので、ピークは過ぎているのかも知れない。 |
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ハイマツと砂礫の緩やかな斜面を登り、やがて最後の急斜面に取り付く。 稜線上では吹く風が心地よいが、少し稜線下方に入ると、風が止んで、少し暑い位である。 右手には南側の山々がよく見えており、槍ヶ岳もその穂先までよく見ることができる。 | |
喘ぎつつ登り、若一王子神社 (にゃくいちおうじじんじゃ) の奥宮がある頂上の一角に到着。
時刻は 12時29分。 ここからは立山もよく見える。 |
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蓮華岳の頂上はこの場所から東に少し進んだ所にある。 ここからも素晴らしい展望が得られると言いたいところであるが、 時刻は午後に入っているため、槍ヶ岳方面はやや霞み気味、また立山、剱岳方面、 そして白馬岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳方面は上がってきたガスで少し見にくい。 |
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