針ノ木岳 蓮華岳 ( 縦走中の最高峰は 針ノ木岳:2,820.7m ) 2016.8.10 登山



【PHOTO & 記録 針ノ木岳 蓮華岳 11】

ことらは槍ヶ岳方面。
太陽の位置関係からややシルエット状になって見えている。

なお、標柱がある場所からは、南へと大きく下る道が出ている。
先程 針ノ木小屋から見えた北葛岳方面へと向かう道で、この蓮華岳からは 『 蓮華の大下り 』 と名の付く長い下りとなっている。

一方、頂上から東側には東尾根が続いているのが見えるが、 前回と同じくそこに道が見えている。
地図ではその方向に進めば今朝方通ってきた県道45号線へと至るのだが、使える道なのだろうか。
尤も、岩の上に 『 × 』 印が付けられており、進入禁止のようであるが・・・。

谷から湧き出るガスで見え隠れする周囲の山々を見ながら暫し休んだ後、 12時46分に下山を開始する。

ここも往路を忠実に戻るだけであるが、 ガスで見え隠れする剱岳、針ノ木岳を見ながらの下りはなかなか楽しい。

そして、針ノ木峠には 13時27分に到着。
小屋の横で 5分程休んだ後、扇沢を目差して下山を開始する。

谷はガスが多く、また足下が滑りやすいのでなかなか足が進まない。
前回は雪渓を下ることができたため、かなり早く雪渓尻まで下ることができたのだが、今回はノドの高巻きなどがあり、 しかも岩場の下りで苦労するため時間がかかる。
周囲に水が豊富なことだけがありがたい。

途中 2度ほど休憩し、簡易橋の架かる雪渓尻には 14時55分に到着。
振り返れば、谷はガスに覆われている。

雪渓尻から小さなアップダウンを繰り返しながら進み、大沢小屋には 15時25分に到着。
かなりバテてきたので休憩し、15時32分に出発。途中でもう一度休んで扇沢には 16時35分に戻り着いたのだった。

後半かなりバテ、また途中、太陽がかなり照りつけて厳しいところがあったが、 ほぼ快晴に恵まれ、5年ぶりの針ノ木岳、蓮華岳を大いに楽しむことができたのだった。
しかし、5年前と全く同じ時期に登ったにも拘わらず、残雪の量が全然違っているのには驚かされた。
雪が少ないのは今年だけの特異現象ならば良いのだが・・・。  

写真は雪渓尻付近から振り返った下ってきた谷。



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