息を切らせつつジグザグの斜面を登る。 一方、展望はさらに良くなり、
岩小屋沢岳の左後方には旭岳、
白馬岳、
白馬鑓ヶ岳も顔を出し始めている。 | |
かなりヘトヘトになりながらも急斜面を登り切り、 針ノ木小屋の建つ針ノ木峠に 8時54分に到着。 写真において一番右奥の双耳峰の山が
鹿島槍ヶ岳。 |
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針ノ木小屋の玄関の方へと回ると、
今度は今まで見ることができなかった西から南側にかけての景色がパッと広がる。 見える範囲は
針ノ木岳の斜面と
蓮華岳の斜面の間、
つまり南西からほぼ南東に掛けての範囲であるが、この間には素晴らしい山々が並んでいる。 | |
その左には
水晶岳
(黒岳) が見え、さらに左には野口五郎岳が大きいが、その野口五郎岳は手前の三ツ岳と重なっているようである。 また、それらの山々の手前には、南沢岳、烏帽子岳といった山々が連なり、 さらに大きく崩壊した斜面を持つ不動岳もそのさらに手前に見えている。 写真後方左端の山が野口五郎岳 (手前の三ツ岳と重なっている)。 |
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こちらは野口五郎岳と不動岳。 野口五郎岳の左後方には、 槍ヶ岳に向かって 高度を上げていく尾根が見えているが、恐らく西鎌尾根と思われる。 | |
その
槍ヶ岳は
槍の穂先もしっかりと確認することができる。 槍ヶ岳の左後方にはコブノ頭、ジャンダルム、ロバの耳と続いた後
奥穂高岳が見え、
奥穂高岳の左手前には北穂高岳、そして少し間を空けた左に前穂高岳が見えている。 写真 左の山が前穂高岳。その右にある台形の山が北穂高岳で、その後方に 奥穂高岳が見えている。 |
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