場所を少し移動して頂上標識の後方へと進むと、南東方向に 大滝山が見えてくる。 | |
大滝山のさらに右側、南の方角には
鉢盛山 (写真後方 左側の山) が見えるものの、
その後方の中央アルプスはほとんど同定できない状況である。 すぐ目の前の
槍・
穂高連峰がクッキリとしていないのが残念だが、
一応この展望に満足したところで、12時19分に下山を開始する。 |
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稜線を離れてテント場へと下る手前にて、見納めとなる
槍・
穂高連峰の姿をカメラに収める。 写真は前穂高岳 (左)、奥穂高岳、涸沢岳、 北穂高岳そして大キレットを挟んで南岳、中岳、大喰岳と続く稜線。 | |
こちらは上記写真と大分重複しているが、 奥穂高岳 (左)、涸沢岳、北穂高岳、大キレット、南岳、中岳、大喰岳、そして最後に 槍ヶ岳へと続いている稜線。 素晴らしい景色をカメラに収めた後、往路を戻る。 |
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大滝山を見ながら雪渓の手前まで進み、
アイゼンを装着した後 雪の斜面を下る。 樹林帯の中の雪の斜面も順調にこなし、トラバースが続く道に入り、 往路にてアイゼン装着した同じ場所にてアイゼンを外す。 | |
残雪の道と雪のない道が交互し、そして雪の斜面のトラバースが数回現れる道を下る。 雪は今朝ほどに比べて緩んでおり、一度 大きく右足を踏み抜いてしまったが、 恐ろしいことにその右足が底を捉えることはなかったのであった。 往路を忠実に戻り、2,000m地点の標識を 13時45分に通過、ここからは普通の夏道が続く。 写真は蝶沢のトラバース地点から見た 常念岳、前常念岳。 |
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『 ゴジラみたいな木 』 のある場所を 14時36分に通過し、
14時40分に力水に戻り着く。 ニリンソウの群落を抜け、吊橋を渡り、
常念岳との分岐には 14時55分に到着。 この間、常念岳が見えるはずの場所では、ガスなどに遮られることなく、 しっかりとその姿を見ることができたのであった。 | |
本日は残雪の山として 蝶ヶ岳を選んだが、登りに使うのは初めてであるためワクワク感もあり、 しかも好天に恵まれたため、前回全く見ることができなかった景色を楽しみながら登ることができて満足のいく山行であった。 雪の斜面ではかなり苦労したものの、蝶ヶ岳を選んだのは身体的にも正解であった。 ただ、問題はいつものように体力で、 本当に体力強化に真剣に取り組まねばならない状況である。 |
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