蝶ヶ岳 ( 蝶ヶ岳:2,977m) 2017.5.30 登山



【PHOTO & 記録 蝶ヶ岳 8】

さて、目の前に広がる展望であるが、 穂高連峰、そしてそこから右の 槍ヶ岳まで続く山々は 雲などに遮られることなくしっかり見えている。

しかしである、やはり薄いベールが掛かっているような状態で、 期待が高かっただけに失望感の方が先に立ってしまう。
それでも、気を取り直して暫し 穂高連峰槍ヶ岳、 そしてその周辺の山々を眺めて同定を楽しむことにする。

まずは南南西の方角を見ると、 御嶽が霞の中に ボーッと浮き上がるような感じで見えている (写真)

そして、 御嶽の右には先日登った 乗鞍岳が見えている。

乗鞍岳の方は 御嶽よりもまだその輪郭がよく分かるが、それでもやはり薄いベール越しに見ているようである。

また、乗鞍岳を形成する山の 1つである四ツ岳の右手前には、 霞沢岳が見えている (写真 右手前に並ぶ山の中で一番高い山)

その 霞沢岳から右へと延びる尾根が上高地へと下るその後方に 焼岳が姿を見せている。
しかし、こちらも相当 影が薄い。

焼岳の右手前からは再び尾根が立ち上がっており、 途中 明神岳を経て前穂高岳 (写真 右端の山) へと続いている。

そして、前穂高岳から右に下る尾根は屏風ノ頭、屏風岩へと至っており、その尾根の後方に 奥穂高岳が横幅のある堂々とした姿を見せている。

こちらがその 奥穂高岳 (写真 左端)

奥穂高岳の手前を、上述した前穂高岳から屏風ノ頭、屏風岩へと続く尾根が右下へと下っている。
一方、奥穂高岳の右には涸沢岳、そして北穂高岳が続き、その後 稜線は一旦 大キレットへと下っていく。

大キレットにて大きく下った稜線は、 南岳に向かって再び立ち上がり、中岳、大喰岳を経て 槍ヶ岳へと至っている。

写真 左端は北穂高岳。
そして大キレットを挟んで、南岳、中岳が続く。



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