さて、目の前に広がる展望であるが、 穂高連峰、そしてそこから右の 槍ヶ岳まで続く山々は 雲などに遮られることなくしっかり見えている。 しかしである、やはり薄いベールが掛かっているような状態で、
期待が高かっただけに失望感の方が先に立ってしまう。 まずは南南西の方角を見ると、 御嶽が霞の中に ボーッと浮き上がるような感じで見えている (写真)。 | |
乗鞍岳の方は 御嶽よりもまだその輪郭がよく分かるが、それでもやはり薄いベール越しに見ているようである。 また、乗鞍岳を形成する山の 1つである四ツ岳の右手前には、 霞沢岳が見えている (写真 右手前に並ぶ山の中で一番高い山)。 |
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焼岳の右手前からは再び尾根が立ち上がっており、 途中 明神岳を経て前穂高岳 (写真 右端の山) へと続いている。 そして、前穂高岳から右に下る尾根は屏風ノ頭、屏風岩へと至っており、その尾根の後方に 奥穂高岳が横幅のある堂々とした姿を見せている。 |
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こちらがその 奥穂高岳 (写真 左端)。 奥穂高岳の手前を、上述した前穂高岳から屏風ノ頭、屏風岩へと続く尾根が右下へと下っている。 | |
大キレットにて大きく下った稜線は、 南岳に向かって再び立ち上がり、中岳、大喰岳を経て 槍ヶ岳へと至っている。 写真 左端は北穂高岳。 |
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