2017年9月9日
レコ発! LIVE&LOUD IN 下北沢CLUB251
(文:鮫肌文殊 写真:関尾博行)

9月2日、実に24年ぶりのセカンドアルバム全国発売!
ディスクユニオンのパンクチャート5位に叩き込んだ我らがホリョシューの東京レコ発ライヴが、
去年もお世話になった下北沢CLUB251で行われた。
元々、別企画だったが主宰者のご厚意により、うちらのレコ発にしてもらい。感謝!
メンツはあの伝説の深夜番組「ロック爆笑族」(フジテレビ)に出てた奴ら中心。
まさしく今夜は大復活「ロック爆笑族2017」ナイトでもあるのだ!


大トリにしてもらったのでリハは一番最初。東京で大トリなんてもう無いだろうなあ。これも24年ぶりの
アルバム発売の賜物である^^;
いつものごとくアンプにジャック突っ込んでギャン!といわすラフなリハ。まことにうちらしい。

終わりで、これもライヴ恒例!?餃子の王将で腹ごしらえ。周りにバンドマンらしき人が多いのも
下北沢ななあ。
食ってると外をホリョシューアーミーの皆さんが次々に通りかかるので、どんどん店内に呼び込む。
中には私製のホリョシューTシャツ(今回のアルバムのデザイン!)を作って臨む方も。
本番前から、盛り上がる。。


思わずライヴハウス前で記念撮影。完全にお上りさんである。


アルバムを発売して何が嬉しいって、うちのバンドも物販が出来るようになったこと!
「GREAT COCK HITS VOLUME2」、デッドストックのファーストアルバム、
さらに鮫肌の本「らぶれたあ」の3点セット。
ライヴが盛り上がったからか、マジで飛ぶように売れた!これはテンション上がったなあ。
ちゃんとサインも入れたよ。


ライヴは定刻にSTART。
まずは1番手、ザ・プルーパーツ。
ギタリストのゴロー率いるザ・ブルーハーツのコピーバンド。職場の方々と組んでるらしい。
そりゃ楽曲が抜群なんで盛り上がるわなあ。良きライヴ。

2番手は、やすしーず。
写真の通り、横山やすしコスプレで横山やすしの人生をラモーンズパンクに乗せて歌う、
ガレージシーンじゃ知られたバンド。
果たして、横山やすしネタのディープな歌詞が若い客に伝わっていたのか!?
それも含めて我が道を往くパンクアティチュード。
実力派ベテランミュージシャンの集まりなんで、ステージングはお手の物。客、めちゃノリ。

3番手は、東京牛パラダイスオーストリア。
元芸人パンチUFO、現僧侶オショー小林。一時、東京インディーズシーンで超有名だったラウドバンドが、
オリジナルメンバーが結集し、一夜限りの再結成。
パンチ君、昔よりMC上手くなってないか?毎日お経上げて檀家さんに向けて法話で鍛えてるだけある。
「ゲゲ・ボーイズ」はじめ往年の名曲オンパレード。場内が「ロック爆笑族」感200%に。

4番手は、ANTIPASTO。
元ジョニー・パワーズのサンダー君による新バンド。ジョニパの良き部分を踏襲しつつ、
2017年版のモーターヘッドR&Rを観客に叩きつける。
サンダー君の不気味なカラコンは伊達じゃない!カラコンを指摘されて「白内障なもんで」って言うボケを、この日、何回聞いたか(苦笑)。このバンドも「ロック爆笑族」ファンにはタマランかったのでは?

5番手は、ロリータ18号
世界一のフィメールパンク・バンドを先に出すなんて!ほんっとに申し訳ない。
でもレコ発なんで甘えさせてもらいました。
「レコ発あったら絶対出して」って言ってたのが、ついに実現(涙)。
なんと一曲目は、うちのバンドのファーストアルバムの楽曲「FUCK屋けんちゃん」に
インスパイアされたその名も「捕虜収容所」って曲!!
アルバム「アキラメルカ」に入れてくれた時も感激したが、
普段ライヴではやってないこのレアな曲をわざわざ練習し直して1曲目で殺ってくれるなんて!
号泣モノ。ホリョシューアーミーもポゴって応える。
うちのバンドへの愛情あふれるコメントを交えつつ、ロリータの名曲釣瓶撃ち。
今日イチの超プロフェッショナルなステージ。
ありがとう、ロリータ18号。このお返しはいつか必ず!

そして、幕間のゴローのDJに出番前の鮫肌が乱入。
マイクを奪ってDJブースで「雨上がりの夜空に」を客と大合唱。
爆盛り上がり!「本番も頼むで!」と言い残し、ステージへ。

本日、大トリは、もちろん捕虜収容所!
待ちかねたホリョシューアーミーの皆さん。鮫肌くんの知人のスキンヘッズの皆さんも来てたね。
初見、身内、アーミー含め、わっちゃわちゃの観客大盛り上がりの中、登場。

「第2次性徴期のうた」「犯されたら哭けばいい」「チンゲにシラッガー」と3曲立て続けにぶっ放す。
さっすがCD出しただけあるね。客は事前に聴いて予習してくれてて、サビは大合唱の嵐。
歌っててトリ肌たったあ!

途中、ザ・プルーパーツが使ってたサイリウムを再利用。
股間に装着してのお馴染鮫肌ネイキッドパフォーマンスも飛び出して。
ガッシガシにハイテンションのステージ

人気の「チンゲにシラッガー」披露

そして、本日のスペシャルゲスト中島さなえさんを呼び込んで、
アルバムでも吹いてもらった「人間なんて」「イタリア」「チンコマンコ音頭」のSAX入りバージョンを披露見た人に後で聞いたら、凄くゴージャスな出来だったらしい。
昼間、別のジャズイベントで吹いてから駆けつけてくれたさなえちゃんに多謝!
いつまでもやまぬ「チンコ!マンコ!」コール。

ラストはパンチUFO、サンダー君、ロリータの石坂マサヨさんも一緒。
捕虜収容所の未だ音源化されぬ幻の名曲「OiOiスキンヘッド」をみんなで歌いまくり。
ステージも客もぐっちゃんぐっちゃんになって4時間以上に及ぶレコ発LIVE&LOUDを締めくくった。
一生忘れない、最高のレコ発!
今回関わってくれた全バンド&スタッフ、そしてお客さんにいくら感謝してもしきれない。
ありがとうございます!

さあ、そしてレコ発関西編もやるで!
2017年10月28日(土)難波ベアーズ。
今回はベアーズのご厚意で捕虜収容所史上最長ライヴ!
1時間近くぶちかますぜ。
ホームの関西のホリョシューアーミーも東京に負けてられへんで!
みんな、絶対に来てね。