2016年6月4日
10年振りにホリョシュー降臨 IN 新宿JAM

ホリョシュー10年ぶりの復活ライヴ!
そんな衝撃のニュースが列島を駆け巡った2016年春。
6月4日、ついにその日がやって来た。
大阪から新幹線や飛行機に乗ってメンバーが上京。嫁も連れて。
ほとんどノリはお上りさんの東京見物を兼ねた家族旅行である(苦笑)。


リハ前に新宿JAM内にあるリハスタジオに入って1時間ほど軽くリハ。
そんなオトナなことが出来るようになったのだ。
昔はこの時点で飲んじゃってたもんなあ。もう50歳だしなあ。
オトナになったなあ。

新宿JAM入り。対バンの「水中、それは苦しい」、「人々」に挨拶。
リハーサルはサクッと終了。だんだん緊張してきたぞ。
メンバーの口数も少なくなってくる。

「人々」のリーダーである今をときめく俳優・山内圭哉の人気もあるのだろうか。
なんとライブハウス前に行列が。結成して34年、そんなの初めての経験。
当日券も何枚か出たもののほぼソールドアウトものの大入り満員状態。ありえねー。
そして、ホリョシュー復活にこれ以上ない最高の舞台が出来た。
今回、鮫肌の知人のディレクター陣(普段、若松孝二の映画の撮影監督やったり、WOWOWの
音楽ドキュメンタリーのPやってたり凄いメンツ!)が復活ライヴの撮影を買って出てくれて、
最新機材用意してスタンバってるし。
ライヴが決まってから鮫肌が大阪に何度も通う形で何回練習してきたことか。
失敗は許されない。持ち時間はたった30分とは言え、
鮫肌のすぐ涸れて声がひっくり返ってしまうガラスの喉は持つのか?
イソベの体力は?
ノダのリズムはブレないのか?
そして、新メンバーで初ライヴのシマバヤシの真の実力や如何に!?
楽屋で出番を今か今かと待つメンバーの口数がさらに少なく(笑)

年間200ステージ以上をこなすという「水中、それは苦しい」が
フロントアクトとしてガンガンにお客さんを盛り上げる。
転換にホリョシュー栄光のファーストアルバムをBGM代わりに流して、いよいよ本番!
客席には遠く関西から駆けつけたホリョシュー親衛隊(約1名)も

 

10年ぶりの復活ライヴ、いよいよスタート!
もちろん一曲めは大ヒットナンバー、YouTube再生回数2万1千回以上を誇る「第二次性徴期のうた」。
いきなり♪チンポの毛~チンポの毛~の大合唱が巻き起こる。
あれ、みんな知ってんの!?

もうすぐ発売予定のストリートパンクコンピレーションアルバムに入る「犯されたら哭けばいい」が2曲め。最初っから、飛ばす飛ばす。
3曲め「チンゲにシラッガー」。パンクと寄る年波について歌ったファースアルバム収録の名曲
「日本の高齢化社会を考える。パンクスに老後はくるのか?」のパート2とも言うべき軽快なOiソング。
後で聞いたら数日このキャッチーなメロディが頭から離れなかった方もいたようである(苦笑)。
4曲め「生理中の彼女が握ったオニギリが喰えない」、曲名を言っただけで客席から失笑が漏れる、
いつものホリョシューのライヴの光景が10年の時を経て蘇った!
この日、限定50枚で配布したフリーCDにも入っていた最新ナンバー。
なかなかウケてるぞ。
5曲め「宗右衛門町で逢いましょう」はMCで客にサビ部分を教えて練習させてから臨む合唱曲。
鮫肌クンの喉がこの時点で死んでいないか心配されたが、大丈夫でした。客もちゃんと大合唱。
今日のオーディエンスはなんて素直で良い人ばっかなんだ。感謝、感謝。

 

もう50歳なんで、合間に水飲んで休み休み。
普段、高齢パンクのバンドを見に行っていて「よく曲の合間合間に休んで水飲んでるなあ」と
呆れていたが、やってみて分かった。
そうしないと持たない^^;

後半戦、ファーストアルバムから名曲ファストナンバーを釣瓶撃ち!
「飲んでるか!?」の鮫肌のMCから「I BELIEVE IN SAKE」に突入して大盛り上がり。
ここで、「客席の後ろのほうのノリが悪い!」と客に言いがかりをつけて、鮫肌がなぜか一人でブチ切れ。
10年ぶりながら、いつものように(!?)@@@@@になって(表現自主規制)客席に突入して
「女はみんなワキ毛を剃れ!」でスパーク!
グッチャグチャに。場が荒れた、荒れた(苦笑)

ラストナンバーは代表曲であり、ホリョシュー永遠のテーマソング「チンコマンコ音頭」。
客席との「チンコマンコ、チンコマンコ」のコール&レスポンスの嵐。
これも鮫肌がステージから降りて場内を@@@@のまま練り歩き、男女問わず逃げ惑う客に強制的に
「チンコマンコ」のサビを歌わせるお馴染みのセクハラパフォーマンスで魅せてシメ。
アカペラで「チンコマンコ」コールが老舗ライブハウス新宿JAMにいつまでも
コダマしまくったのでありました。

で感想聞いたら。
見に来てくれていたアンガーフレアーズのギタリスト、シンジン夫妻をはじめ「カッチョ良かった」
「感動した」のお褒めの言葉を数々頂き。まあ10年ぶりだったにしては合格点の出来だったのでは
ないでしょうか?と自画自賛(笑)

トリの「人々」は、いかしたパンク&ファンクサウンドで初ライヴながらメンバーが手練れだけあって
圧巻のステージ。
アンコールで鮫肌も参加して中島らもの大名曲「いいんだぜ」を歌ってイベントの有終の美を飾る。

 

やっぱライヴは良いね。
そんな当たり前のことを再認識したホリョシューメンバーであった。
次のライヴは、メンバー全員がホリョシューファンと公言して憚らない日本最高のフィメールパンクバンド、ロリータ18号にお呼ばれして、9月10日(土)下北沢CLUB251にてライヴ。
なかなか香ばしいメンツが勢揃い。
もっともっと練習して頑張りますので、今度は下北沢で逢いましょう!

そして、関西のバンドやイベントオーガナイザーの皆さん、
ホリョシューをどうか西にも呼んだってくださいませ。
オファーは鮫肌のfacebookやTwitterのMessageからどうぞ。
待ってるよ!


演 奏 曲 目