頂上には誰もいない。 なお、焼岳の最高点
(= 山頂) は立ち入り禁止となっている南峰であり、
その標高は 2,455.5mである。一方、この北峰の標高は 2,444.3mなので、南峰より 11m程低い。 | |
曇ってしまったとは言え、ここからの展望は抜群である。 目の前、南南西の方角には南峰が見え (写真 左から 1/4程の所に見える黒い岩の付近が南峰頂上と思われる。
肉眼でも黒い岩の右に標柱らしきものが確認できる。)、この北峰とを結ぶ火口壁の右下が噴火口となっている。 |
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その正賀池を囲む火口壁の後方 (西の方角) には、
別山ならびに
白山が白くなった頂を見せている。 白山から右に目を向ければ、 同じような高さの山々が続いているのが見えるが、何遍も言うように、全く馴染みのない山域であり、その名前すら分からない。 | |
さらに右、北北西の方向には
笠ヶ岳。 なお、写真には写っていないが、笠ヶ岳の左方にある錫杖岳は、 笠ヶ岳後方の尾根よりも低いために、案の定、折角の岩峰が周囲に埋没してしまっている。 |
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笠ヶ岳から右に延びる尾根は、
抜戸岳 (写真 左端) を経て下り斜面に入っているものの、
実際の尾根の方は抜戸岳の後方 (北側) に延びており、大ノマ岳、弓折岳へと続いている。 また、大ノマ岳、弓折岳の後方には、双六岳南峰、そして双六岳が見え、
大きな双六岳の右には樅沢岳、そして左俣岳、西鎌尾根が続いている。 | |
西鎌尾根はやがて槍ヶ岳へと至り、
槍ヶ岳の右には大喰岳、中岳、南岳が続いている。 |
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